9月8日に『全日本自転車競技選手権大会トラック・レース(全日本選手権トラック)』の初日が行われ、女子個人パシュートは梶原悠未(筑波大学)が大会新記録で優勝した。
予選で1位だった梶原悠未と、2位の橋本優弥(岐阜県)が前回大会までの大会記録を更新。この両者が決勝でぶつかったが、梶原は再び大会記録を更新し、3分38秒941で優勝した。3位は『Ciel Bleu 鹿屋』の同チーム対決を制した上野みなみが、山本さくらを退けて表彰台へ上がっている。
梶原悠未一問一答
Q:おめでとうございます
ありがとうございます。
Q:今回の走りはどうでしたか?
今回はラップタイムをしっかり設定して、そのタイム通りに一定のペースで走ることができましたし、最後には少しペースを上げられました。もう少しタイムを出せたのかなとは思いますが、ギアも軽めだったので、またどこかで挑戦できるところがあれば、日本記録を更新するように挑戦したいです。
Q:ファミリーでトラックに上がってましたね?
そうですね。母がすべてやってくれているので、何でもこなすマネージャーになってくれています(笑)。
Q:たぶん一番ストレスがない形なのでは?
はい。何でも言えるし、自分のことを一番に分かっているし、理解してもらえているので。直前のアジア大会にも現地まで応援にきてくれたんです。
Q:アジア大会が終わってすぐ全日本選手権ということですが、疲れは?
めっちゃ疲れてます(笑)、気持ちというか、日本代表の選手団として初めて選手村に入って、初めての経験でしたから。他の競技の選手もたくさんいて、どんどん周りの選手たちが金メダルを獲っていく姿を見ながら、プレッシャーは感じていました。絶対に金メダルを獲らなければいけないレースだったし、勝ちたいという気持ちが強くなれば強くなるほど緊張しましたね。初めてプレッシャーみたいな物を感じたんです(笑)。勝ちたいと強く想っていたからだと思います。
順位 | 名前 | チーム | タイム |
1 | 梶原悠未 | 筑波大学 | 3:38.941(大会新) |
2 | 橋本優弥 | 岐阜県 | 3:45.105 |
3 | 上野みなみ | Ciel Bleu 鹿屋 | 3:41.164 |
4 | 山本さくら | Ciel Bleu 鹿屋 | 3:48.608 |