1番車:児玉碧衣
Q:まずは、今年1年の振り返りをお願いします。
4月に地元のG1(オールガールズクラシック)で優勝できましたが、良かったのはそこだけで、あまり納得のいく成績ではなかったですね。
Q:それでも、9年連続でのグランプリとなります。
キャリアとしては10年目ですが、これまではこんなに体調を崩したこともなく、自分は意外と繊細なんだなと思う1年でした。
Q:競輪祭のあと、いわき平は欠場となりました。
風邪をひいてしまって欠場しました。練習を再開した時には筋肉も落ちてて、戻すのに必死でしたが、年末のグランプリに悪いままいきたくないなと思い、練習のタイムは気にせずがむしゃらにあがいてきました。毎日、大丈夫と自分に言い聞かせながら練習してきた感じで、ある意味リラックスして臨めるのかなとも思ってます。
Q:直前の練習の感覚は?
悪くはないと思います。ちなみに今日スーツを着てきたんですけど、11月29日にオーダーしに行ったんです。“いいふく”の日に作ったもので、今日間に合うか微妙だったのですが間に合って着てこられたので、いい運が入り込めばなと思っています(笑)。
Q:着心地はいかがですか?
最高です(笑)。
しかもここ(静岡競輪場内の建物)、「あおい」会館っていうんですよね。私ですね(笑)。初めてグランプリを獲ったのもここですし、その時も1番車でした。悪いことは全部忘れて、いいことだけ考えて本番に向かいたいです。
Q:本番はどのようなレースを?
グランプリの優勝からは3年遠ざかっているので、この場所でまた獲りたいですね。今年1年、お客様の期待に応えられない走りが多かったので、最後の最後に期待に応えて、一緒に喜びたいなと思います。がむしゃらに走る姿を見ていただきたいです。自力で頑張ります。
2番車:石井貴子
Q:今年はどのような1年でしたか?
去年、一昨年と比べて大きな変化があった1年でした。年間を通して走ることができたのも怪我以降は初めて。G1でも優勝することができ、こうしてグランプリに来ることができて驚いています。
Q:充実した1年だった?
まだ終わってないので最終的な評価はできないですが、充実というよりは、必死にジタバタしてきたような感覚ですね。
Q:競輪祭を終えてからの過ごし方は?
12月の頭に防府を走って、そこからの西武園はコンディション面のことも考えてトレーニングに回しました。競輪祭を終えて以降、計画的にというか、こういうことをしようという部分はしっかりできたかなと思います。
Q:仕上がり具合はいかがですか?
体調は問題ないです。ぐっと寒くなってきたなか、体調よく入れたのはありがたいですね。
Q:静岡のバンクに対してはいかがでしょうか。
ずいぶんと走っていないので、指定練習で感覚を確かめたいと思います。
Q:本番への意気込みを聞かせてください。
自分がやるのは、集中して精一杯走ること。普段の競走もグランプリも変わりません。自分の取り組みができるかどうかだと思うので、精一杯やり切るところを見ていただければと思います。「単騎・自力・自在」です(笑)。
3番車:佐藤水菜
Q:直近で川崎にも出場しました。そこからの調整は?
昨日、師匠と一緒にウェイトトレーニングをしました。怪我しないことを重視して、調整のような形です。
Q:静岡競輪場はいかがでしょうか?
寒いですね……トラック競技で室内で走ることが多いので、寒いのは好きではないです(笑)。
Q:どのような走りをファンに見てもらいたいですか?
頑張って走るので、そこを見ていただきたいですね。流れを見ながら、ここぞというところで力を出せればと思います。自由に走りたいです。いい1年だったと思えるようなレースにしたいですね。
4番車:坂口楓華
Q:2024年はどんな1年でしたか?
ガールズケイリンコレクションを勝てたのは嬉しかったですが、それ以外は苦しい1年でした。トップ選手として見てもらえるようになって、成長しなくてはいけない部分が多かったです。
そのなかで、この2年間は特に市田(佳寿浩)さんに見てもらって、ここまで来られました。感謝しかないです。いままで弱い自分をたくさんの方に支えてもらったので、結果で恩返ししたいなと思います。
Q:今日に向けての調整は?
しっかりトレーニングを積んできました。昨日までは疲労が取れない状態でしたが、体の状態はバッチリ仕上がっています。あとは自分の問題だと思います。
この1ヶ月、自分のなかで勝負しに行こうと貪欲に切り替えることができたので、いい変化だと思います。
Q:静岡バンクの印象を聞かせてください。
初めてグランプリに出場した競輪場です。あの時味わった悔しさ、恥ずかしさは忘れもしないです。恥ずかしい思いをして帰った記憶がありますね(笑)
Q:どのようなレースを?
とにかく貪欲にレースをしにいく、というところを見てもらえたらなと思います。自力自在で頑張ります。
5番車:尾崎睦
Q:今年を振り返ってみていかがですか?
前半のG1でいい流れをつかめたと思います。後半、レースの本数は多かったですが、怪我なく走り切れたというのは周りの皆さんのおかげです。そのありがたさを感じる1年でした。
Q:6年ぶりのグランプリになります。
あとちょっとで出られないということも多かったですが、そんななかでも一緒に練習してくれる方がいたおかげで戻ってくることができました。悔しい思いもたくさんしましたが、それが原動力になったので、今日この日の無事を迎えられて良かったです。
Q:川崎に出場してから、どのようなトレーニングを?
少し時間もあったので、男子選手とトレーニングを積んできました。いつも練習をやりすぎてしまう傾向があるので、マッサージの先生と相談しながら、直前はしっかりと仕上げてこられたと思います。
Q:静岡競輪場はどんなイメージですか?
お客様がたくさん入って、近くで応援していただける印象が強いです。グランプリシリーズはたくさんのお客様が来ると思うので、楽しみです。
Q:意気込みを聞かせてください。
チャンスはあると思うので、自分が獲るというつもりでいきます。自力というか、何でも、です。
6番車:尾方真生
Q:1年を振り返ってみてどうですか?
前半はあまりよくなかったですが、サマーナイトフェスティバルの優勝で少し自信をつけることができました。
Q:4年連続のグランプリです。
毎年この舞台に立てるように頑張ってきているので、集大成としてしっかり出し切りたいです。
Q:競輪祭以来の競輪となります。
いつも通り、師匠にバイクで引いてもらったりして、練習を積んできました。自分の中では、これまででいちばん体の状態がいいと思います。
Q:どのような走りを?
今年は結果を意識しながら走ります。自力で、力を出し切りたいです。
7番車:石井寛子
Q:2024年はどんな年でしたか?
グランプリ出場という目標を掲げてきました。走れない時期もありましたが、目標を実現できましたし、最高の1年になったと思います。
Q:競輪祭を終えてからの調整は?
基礎トレーニングなど、地味な練習をしっかりと積んできました。調子は悪くないと思います。
Q:静岡競輪場のイメージは?
何度か勝たせてもらっているバンクですが、走路が新しくなってからは走れていないので楽しみですね。
Q:本番の意気込みは?
いつもどおり自在に、精一杯走りたいと思います。やれることはすべてやりたいですね。