キーワードは“慣れない番手”?

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1番車:中野慎詞

Q:オリンピックへの出場含めて、どのような1年でしたか?

自転車に対して、ここまで全力になった年はなかったので、素晴らしい1年になったと思います。思うような成績は出せませんでしたが、いい経験ができました。

Q:着実に力がついてきている?

そうですね。競輪でも力を発揮して、レースに参加できるようになってきました。成長を感じます。

Q:直近での出場は佐世保記念。振り返ってみていかがですか?

3日まではよく走れていましたが、決勝では少し欲が出てしまい、普段の走りができませんでした。もちろん優勝したいという気持ちはありますが、自分の力を出し切らなくては通用しない。もっと上の舞台で戦うことを考えても、そこが課題だと思います。

Q:その後の練習は?

ナショナルチームに戻って20日まで練習を積み、そのあとは鉄フレームに乗ってきました。悪くないと多います。

Q:全員が121期でのレースとなります。

同期ということで、どうしても意識はしてしまうと思います。そのなかでも、冷静に戦うことができればチャンスはあると思います。

Q:静岡競輪場のイメージは?

今日の指定練習では風が強かったですが、走路も綺麗で走りやすかったです。風についても、仮に明日も強かったとしても、それはみんな同じ条件。まずは自分の力を出し切ることを考えていきます。

Q:北日本は大川剛選手との2車。明日の戦い方は?

自力で頑張ります。まだまだ自分は後ろを回るような立場ではないですし、迷わず主張させてもらいました。

2番車:太田海也

Q:2024年を振り返ってみていかがですか?

前半は去年よりも走れていたと思いますが、後半、自分の実力を発揮できないレースも多かったです。

Q:直前には玉野のG3に出場しました。手応えは?

今年いちばんいい感覚でした。ここに向けて、感覚が戻ってきていると思います。

Q:今はナショナルチームでトレーニングを?

そうですね。休養メインで取ってきたので、体の軽さを感じます。あとはレースでどれだけ動けるかかなと思います。

Q:連覇を意識している?

レースを重ねて感覚を掴んでいくタイプなので、単発レースというのは何があるかわからないな、という気持ちはあります。連覇ということは意識せず、自分のできるレースをしっかりしたいですね。

Q:静岡競輪場は初めてですね。

そうですね。指定練習に乗りましたが、すごく風が強かったですね。でも、すごく走りやすかったです。

Q:真鍋智寛選手と中四国は2人となりますが、明日の戦い方は?

心強い味方がついてくれるので、しっかりと自力を出して、自分の走れる最大限の距離を駆けて優勝を目指します。

3番車:村田祐樹

Q:この1年振り返ってみていかがですか?

思った以上に結果を残せたと思います。自信につながる1年でした。

Q:前回の出場は佐世保記念。レースぶりも含めてどうでしたか?

11月に落車して調子を落としていたのですが、佐世保の途中くらいからいい感覚に戻ってきたと思います。

Q:直前の感触は?

練習も積んできて、大きく変わってはいませんが悪くないと思います。

Q:11月にも静岡競輪場で出場していますね。

今日の練習では、「こんな風強かったかな」という感じですが、走りやすかったです。でも、風もうまく利用できれば味方になると思うので、しっかりと考えていきたいと思います。

Q:明日は纐纈洸翔選手と2人になりますが、戦い方は?

技術的な部分含めて、番手では力を出しきれないと思ったので自力で頑張ります。

4番車:真鍋智寛

Q:S級での戦いぶりをご自身で評価していかがでしょうか?

前半は苦戦しましたが、少しずつ慣れてきて、戦えるようになってきたかなと思います。

Q:ここに向けて仕上げてきた?

そうですね。12月の頭に地元の松山で記念があったので、そこも含めて仕上げてきました。
松山では、初日1着でスタートできたのは良かったですが、そこからは経験不足もあり思ったような結果が出せませんでした。もっと力をつけないといけないな、と強く感じましたね。

Q:直近の松戸は欠場となりました。

家事都合で欠場となりましたが、体調は問題ないです。いつもと変わらず、しっかりと調整できていると思います。松山の時よりもいい感触です。

Q:セッティング面などの変更は?

特にないです。

Q:静岡競輪場のイメージは?

走りやすいですが、風が強いですね。

Q:明日は太田海也選手と連携する?

はい。海也はめちゃくちゃ強いので、しっかりとついていってサポートできるように。番手の経験はないですが、できることはやって、一生懸命ついていきたいと思います。

5番車:後藤大輝

Q:今年ここまでを振り返ってみてどうですか?

G1に初出場できて、G1開催での勝利も挙げられたので、来年以降につながる走りができたと思います。

Q:自信になった?

そうですね。初勝利も先行であげられて、また頑張りたいなと思えました。

Q:ここまでの調整は?

まずは自分のレーススタイルを崩さず、ということを考えてきました。レースをどんどん覚えていって、脚力を向上させることを考えてやってきました。体調面もしっかりと持ってこられたと思います。

Q:直前の取手は不参加となりました。

家事都合で休ませていただきましたが、体調面は問題ないです。

Q:前回は11月の大垣競輪場でした。

気温と強風に苦しんで、4日間通して不甲斐ないレースをしてしまいました。そのなかでも1勝をあげることができたのは、次につながると思います。

直前まで東矢(圭吾)さんと練習できていますし、いい状態で来られました。

Q:静岡競輪場のイメージは?

お客さんも多く、走りやすい印象があります。

Q:明日の戦い方は?

東矢さんと2人になりますが、自力で頑張ります。

6番車:大川剛

Q:2024年はどんな1年でしたか?

思うように成績を残せなかった、悔しい1年でした。
レースの流れをうまくつかめなかったことが原因かなと思います。

Q:来年以降への経験になった?

そうですね。脚力をあげて、レースをしっかり学んで、もっと活躍できるように頑張ります。

Q:直近では佐世保記念への出場。2勝をあげました。

着だけで見るといいですが、内容で見るとしっかりと自分の力を出し切れたわけではないので、あまり良くはなかったと思います。

Q:中間、なにか変更したことは?

特にないです。体調も問題ないです。

Q:静岡競輪場のイメージは?

風が強いイメージがあります。

Q:明日の戦い方は?

まずは、(中野)慎詞くんから連結外れないように。番手は初めてなので、頑張ります

7番車:東矢圭吾

Q:この1年間を振り返ってみていかがでしたか?

落車が多かったなという1年でしたね(笑)。
後半はそれで調子落としてしまったりもしましたが、記念の決勝にも乗れたし、直近ではF1(前橋)で優勝もできたので、いい経験を積めたと思います。

前橋では、先行したり自力を出しきれたので良かったですね。

Q:ここに向けて調子を上げてきている印象がありますが、なにか変更した?

フレームをもとに戻しました。今回もそれで行きます。

Q:ここまでの調整は?

(後藤)大輝と練習を積んできました。問題ないと思います。

Q:静岡競輪場のイメージは?

初めて記念の決勝に乗った場所なので、すごくいいイメージです。今日の指定練習でも、風は強かったですが、熊本よりも軽いですしいい感触でした。

Q:明日の戦い方は?

大輝の番手で頑張ります。番手の経験は少ないですが、自分のやれることをやり切りたいと思います。

8番車:山口多聞

Q:今年、1年間S級で戦ってきていかがですか?

まったくやれなかったわけではなく、しっかり結果を残せたレースもあったので手応えは感じました。

Q:直近では取手開催に出場がありました。

すごく風が強かったので参考にはならないかもしれないですが、落車以降調子を落としていたのが、少しずつ良くなってきているなと感じました。1着スタートも決められましたし、力を出し切る競走ができました。

取手以降は、しっかりとケアに努めて、疲労を残さないようにやってきました。

Q:ここに照準を合わせてきた?

そうですね。しっかりとこのレースを意識して、体調にも気を遣いながらやってきました。

Q:なにか変えたことはありますか?

フレームを12月の上旬に変えました。そこから、いろいろと試しながらセッティングをいじってきました。良くなってきていると思います。

Q:指定練習での感触はどうでしたか?

風がすごい入ってくるな、という印象はあります。でも、癖もなく走りやすかったですね。

Q:明日の戦い方は?

単騎です。あまり経験がないのでイメージが湧きにくいですが、自分の感性を信じて走りたいと思います。

9番車:纐纈洸翔

Q:今年S級で戦ってきて、手応えはどうですか?

夏以降は少し調子を落としてきてしまって、なんとも言えない感じで来てしまいましたね。

Q:それは体調的な問題ですか?

いや、体調は問題なかったのですが、考えすぎてしまった部分があったかなと思います。体の使い方を意識したりして、噛み合わなかったですね。

Q:ここに向けてそのあたりを修正してきた?

夏になって街道練習をしなくなっていたんですが、前回の岐阜開催以降長めの距離を乗ってきました。感触は良くなってきています。

Q:岐阜は途中欠場となりましたが、調子はどうですか?

初日はすごい良い感触でした。その後も練習できたので、悪くないと思います。

Q:中部は村田祐樹選手と2人です。

村田さんが前に行きたそうだったので、後ろにつかせてもらいます。村田さんの好きなように走ってもらって、番手として頑張ります。番手は2回目ですが、イメージはできてるので頑張ります。