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勝負の2日目
最終日となる2日目、残すは400mの1種目。
ウォーミングアップとしてフライングスタートを行う候補生たち。
時おりリラックスした表情を見せつつも、ひしひしと燃え上がる炎が伝わった。
400m 26人が金帽を獲得
まず好タイムを叩き出したのは三神遼矢。
持ち味の加速と粘りの走りで22秒32を記録。見事にゴールデンキャップ獲得を決めた。
続いて挑んだのは、第2回記録会からフレームを変えて挑んだという尾野翔一。同じく22秒32というタイムで、ゴールデンキャップ獲得。
男子トップを分け合う形となった。
6人が“金帽リーチ”の状態でスタートした女子400mのトップは、半田水晶。
コーナー入り口で一気に加速、持ち味の粘りも発揮すると24秒73というタイムでゴールデンキャップ獲得を決めた。
講評でも賛辞が
最終的に、男子:24人/女子:2人の計26人がゴールデンキャップを獲得。男子のみ、男女合算で、これまでの最高獲得者記録を大きく塗り替えた。
また、ゴールデンキャップ獲得者以外でも、各候補生たちは大きな成長を見せた。
特に、女子200mと400mのトップタイム(西田美菜、半田水晶)はともに適正試験で入所した候補生。
西田は惜しくもゴールデンキャップ獲得を逃したが、この2人の結果は特筆に値するだろう。
ゴールデンキャップ獲得者の表彰を終えた講評でも、26人のゴールデンキャップ獲得、3つの平均記録更新、養成所最高記録の更新という快挙に対し賛辞が送られた。あわせて、「年末の長期帰省に入るまでも気を引き締めてトレーニングを行なっていくように」との言葉が寄せられ、記録づくめの記録会は幕を閉じた。
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