2024年11月24日に小倉競輪場で開催された『競輪祭(G1)』決勝。
今年最後のG1にして、『KEIRINグランプリ2024』出場者が決まる大一番は、脇本雄太が優勝。近畿勢が59年にわたって優勝していないという競輪祭のジンクスを破るとともに、グランドスラムへ王手となる勝利となった。
競輪祭 決勝
枠番 | 車番 | 選手名 | 府県/期別 |
1 | 1 | 松浦悠士 | 広島/98 |
2 | 2 | 脇本雄太 | 福井/94 |
3 | 3 | 荒井崇博 | 長崎/82 |
4 | 4 | 寺崎浩平 | 福井/117 |
5 | 松谷秀幸 | 神奈川/96 | |
5 | 6 | 村上博幸 | 京都/86 |
7 | 犬伏湧也 | 徳島/119 | |
6 | 8 | 菅田壱道 | 宮城/91 |
9 | 浅井康太 | 三重/90 |
並び
犬伏-松浦-荒井
浅井
菅田-松谷
寺崎-脇本-村上
レースレポート
初手から出ていったのは荒井。ラインを形成する2人を迎え入れ、隊列は犬伏-松浦-荒井、菅田-松谷、単騎の浅井を挟んで寺崎-脇本-村上で進む。
最初に動いたのは寺崎。脇本、村上を引き連れ上がっていき先頭を取り切って残り2周。
残り1周半。打鐘で犬伏が巻き返していくが、寺崎が踏み込み主導権は渡さず、近畿3車が先頭のまま最終周へ。
再度仕掛ける犬伏に、脇本が合わせて捲りここで先頭へ。
脇本の番手に犬伏が収まる形となり、2車がやや後続を離し最終局面。
最後の直線、マッチレースとなるが差は縮まらず。1車身の差をキープして、脇本が真っ先にフィニッシュラインを駆け抜けた。
2着は犬伏、浅井の追撃を振り切った松浦が3着。
決勝メンバーのうち、ただ一人GP出場を決めていた脇本が力を見せつけ、見事に栄冠を手にした。
競走結果
着 | 車番 | 選手名 | 着差 | 上り | 決まり手 | H/B | 個人状況 |
1 | 2 | 脇本雄太 | 10.9 | 捲り | B | ||
2 | 7 | 犬伏湧也 | 1 車身 | 10.9 | マーク | ||
3 | 1 | 松浦悠士 | 3 車身 | 11.0 | |||
4 | 9 | 浅井康太 | 3/4車身 | 10.9 | |||
5 | 3 | 荒井崇博 | 1 車身 | 11.0 | |||
6 | 8 | 菅田壱道 | 3/4車輪 | 11.0 | |||
7 | 5 | 松谷秀幸 | 1/2車身 | 10.9 | |||
8 | 6 | 村上博幸 | 1 車身 | 11.3 | |||
9 | 4 | 寺崎浩平 | 大差 | 13.1 | H |
1/2 Page