ヤンググランプリとは?

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後藤大輝

ごとう・だいき(福岡/121期)

スポーツ歴 自転車競技
養成所時代 ゴールデンキャップ獲得
養成所順位39位
ポイント 中長距離で受賞経験あり

今年7月にS級1班に昇班した、九州の成長株。養成所時代にゴールデンキャップを獲得するなど総合的な好成績を収めている後藤だが、高校3年次のインターハイでは中長距離種目であるチームパシュートで2位になっている。

ちなみに、この時のチームメンバーの1人はトラックナショナルチーム中長距離メンバーとして活躍中の兒島直樹。

平成30年インターハイリザルト(PDF)

東矢圭吾

とうや・けいご(熊本/121期)

スポーツ歴 自転車競技
養成所時代 ゴールデンキャップ獲得
養成所順位4位
卒業記念レース5位
ポイント 学生時代からゴリゴリのスプリンター

高校時代からインターハイや国体のケイリンで優勝。大学でも自転車競技を続け、学連の大会で好成績を収め続けてきた。デビュー3年目となる今年は6月の開催にて落車骨折してしまったが、7月よりレースに復帰している。

熊本地震の被災から復活し、2024年にリニューアルオープンした熊本競輪場がホームバンク。節目となったこの年に、地元に明るいニュースを届けたい。

商店街を競輪選手が爆走!『熊本競輪 Re:スタートフェスティバル』レポート

纐纈洸翔

中央:纐纈洸翔

こうけつ・ひろと(愛知/121期)

スポーツ歴 自転車競技
養成所時代 ゴールデンキャップ獲得
養成所順位28位
卒業記念レース優勝
ポイント 121期卒記チャンピオン!

総画数は63画、纐纈洸翔。強者ぞろいだった121期の卒業記念レース*で優勝しており、2024年は年始にS級に昇級、5月末には通算100勝を達成する嬉しい1年となった。3年ぶりの同期対決となるヤンググランプリで、ふたたびトップをの座を手にすることはできるか。

なお名古屋競輪のプロフィールページでは脚質を「逃」としているが、連対時の決まり手としては「捲り」が57%となっている。

※早期卒業の太田・中野は出場していない

村田祐樹

むらた・ゆうき(富山/121期)

スポーツ歴 自転車競技
養成所時代 ゴールデンキャップ獲得
養成所順位53位
ポイント 競走得点上昇中!しかし……

学生時代から自転車トラック競技で活躍し、一時はナショナルチームにも所属していた村田。現在は第一線レベルからは退いているが、時折り国内で開催される競技大会に出場。「今でもトラック競技を楽しんでくれている人」として、トラック競技ファンが嬉しくなる選手の1人だ。

2024年8月ごろから平均競走得点が右肩上がりになっており、年末の仕上がりが楽しみな状態だったが、直近11月の松阪G3で落車・途中欠場となっている。年末までに状態を戻せるか、見守りたい。

山口多聞

やまぐち・たもん(埼玉/121期)

スポーツ歴 自転車競技
養成所時代 ゴールデンキャップ獲得
養成所順位21位
卒業記念レース6位
ポイント 堅実に積み上げた成績

高校2年次のインターハイでは1kmTTで27位3年次は10位と、弱いわけではないが華々しいとまでは言えない成績の学生時代を経て、日本競輪選手養成所に入所。しかしここで2回連続ゴールデンキャップを獲得し、ポテンシャルの高さを見せる。卒業記念レースでも決勝6位、2024年にはS級昇級と通算100勝達成と、着実に成績を残してきた。

なお同名の日本海軍軍人が名前の由来SNSのプロフィール欄には「競輪の方の多聞です」と記載している。

大川剛

おおかわ・たけし(青森/121期)

スポーツ歴 自転車競技
養成所時代 ゴールデンキャップ獲得
養成所順位2位
ポイント 2位のポテンシャルと着実なステップアップ

ゴールデンキャップ獲得&養成所順位2位という総合力の高さを見せ養成所を卒業し、7月の本デビュー後まもなく初優勝を遂げた大川。特別昇班のかかる決勝戦で失格となってしまう苦い経験もあったが、デビュー1年後にはS級2班に昇級。そして2024年頭にG2に初出場し、7月にはS級1班に昇班と、着実なステップアップを続けている。

真鍋智寛

まなべ・ともひろ(愛媛/121期)

スポーツ歴 自転車競技
養成所時代 ゴールデンキャップ獲得
養成所順位3位
ポイント SSを抑えて優勝したことも!

連対時の決まり手は「逃げ40%」「捲り40%」「差し20%」と、比較的幅広い戦法を取ることができる選手。2024年に入ってからはPIST6にも参加し、7月のレースでは元ナショナルチーム・現S級S班の新山響平を抑えて優勝。養成所時代の成績からわかる総合力に加え、さらなる力をつけていることが窺われる。ニックネームはマナティ。

ゴールデンキャップ獲得者一覧 (JIK)

ヤンググランプリ2024の選考基準

選考期間:2024年1月〜9月
対象:第121、123、125回生(デビュー3年未満)

選抜方法

①2024年12月にS級在籍、かつパリオリンピック自転車競技トラック種目代表となった選手
②2024年12月にS級在籍、かつ選考期間における平均競走得点上位者
③2024年12月にA級在籍者のうち、選考期間における平均競走得点上位者

※②③で競走得点が同点だった場合、選考用賞金獲得額上位者が選出される

KEIRIN.jpより

ヤンググランプリ2024出場予定選手

選手名 年齢 府県 / 期
太田海也 25 岡山 / 121期
中野慎詞 25 岩手 / 121期
後藤大輝 23 福岡 / 121期
東矢圭吾 26 熊本 / 121期
纐纈洸翔 22 愛知 / 121期
村田祐樹 26 富山 / 121期
山口多聞 23 埼玉 / 121期
大川剛 25 青森 / 121期
真鍋智寛 26 愛媛 / 121期

年齢は、ヤンググランプリ2024開催時(2024年12月)の表記

補欠:真鍋顕汰(三重・121期)