男女ともに2024年最後のG1レースとなる『競輪祭』『競輪祭女子王座戦』が11月19日よりスタートする。

G1レース優勝者、そして賞金ランキング上位者が年末のグランプリシリーズへの出場権を獲得するため、このレースは「グランプリへのラストチャンス」として重要な位置付けとなっている。

本記事ではガールズケイリンにおける「競輪祭直前、2024賞金ランキング」をご紹介する。

2024年獲得賞金ランキング

※11月12日更新の情報による

順位 選手名 府県/期別 獲得賞金
1 尾崎睦 神奈川/108期 22,559,000円
2 坂口楓華 愛知/112期 22,206,000円
3 ★児玉碧衣 福岡/108期 21,921,000円
4 尾方真生 福岡/118期 21,458,000円
5 石井寛子 東京/104期 19,898,000円
6 ★石井貴子 千葉/106期 19,873,600円
7 奥井迪 東京/106期 19,230,100円
8 吉川美穂 和歌山/120期 18,683,000円
9 小林莉子 東京/102期 18,504,000円
10 山原さくら 山口/104期 18,141,100円
11 久米詩 静岡/116期 16,610,000円
12 當銘直美 愛知/114期 16,131,000円
13 中野咲 愛知/110期 15,987,600円
14 太田美穂 三重/112期 15,685,500円
15 野口諭実可 大分/102期 14,358,100円

★=G1タイトル獲得者

参考:競輪祭女子王座戦 賞金

優勝 4,500,000円
2位 1,820,000円
3位 1,082,000円

賞金一覧(PDF)

ナショナル勢の一発逆転なるか

上記の獲得賞金ランキング上位には入っていないが、自転車トラック競技ナショナルチーム(現/元)の選手である佐藤水菜、太田りゆ、梅川風子も本レースに出場予定。

2024年8月のパリオリンピックまで国内の競輪には出場していなかったため、賞金の積み上げがないものの、3選手とも競走得点ではトップ3を占有。

佐藤は10月の世界選手権でケイリンの世界チャンピオンになっており、
太田はひと足先に日本の競輪に専念し、11月6日までのレースで12連勝中。
梅川は昨年の競輪祭女子王座戦で優勝しており、3者とも実力は十分。

世界仕込みの脚が小倉でどのように発揮されるかにもご注目いただきたい。

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