レースレポート

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優勝:古性優作インタビュー

Q:連覇、おめでとうございます。

寺崎(浩平)君、脇本(雄太)さんが頑張ってくれましたが、ラインが機能しないようにしてくる相手も上手でした。新山(響平)君も郡司(浩平)君もすごかったです。

Q:初手は前受け、そこから突っ張りというのは想定通りでしたか?

そうですね。ただ、打鐘のところでの寺崎君のダッシュがすごくて、外から迂回して合流しようと思ったのですが、ちょっと迷惑かけてしまいました。郡司君が出るところで脇本さんが内に押し込まれてしまい、踏むところがなくなって外から行きました。

Q:残り半周では外から佐々木悠葵選手がきていましたが、ここは冷静に見えていましたか?

佐々木君が来てたのはわかって張ったのですが、迂回した時に脚を使ってしまったところもあり、佐々木君が乗り越えていく感じでした。“負けパターン”に入ったなと思いましたが、内が空いたのでそこを踏んで行きました。

内を踏むというのは全然考えてなかったのですが、勝手に体が動きました。自分でもよく反応したなと思います。

Q:準決勝後には「ダブルグランドスラム」に向けて、というお話もありました。

そうですね。日本選手権と競輪祭を獲らないといけないので、頑張りたいです。

※古性は『全日本選抜』『高松宮記念杯』『オールスター』『寛仁親王牌』をそれぞれ2度優勝。日本選手権、競輪祭はまだ優勝がない。

3位:河端朋之

思った以上にハイペースで、脚がいっぱいでしたね。佐々木君は捉え切れるかなと思っでいたのですが、古性君と、郡司君の煽りがキツかったです。ただ、単騎で3着に入れたので「やったほう」だと思います(笑)。同期の小原(太樹)と、こういう舞台で一緒に並べたのは嬉しかったです。とにかく、古性君が強かったです。

4位:佐々木悠葵

自然体で挑むことができました。残り1周のところで、もう少しついていけたらすんまり捲れたかもしれませんが、ちょっと見てしまいましたね。SSのお2人(古性、郡司)のブロックもすごかったです。この開催では眞杉(匠)にお世話になったので、競輪祭では関東で盛り上げていけるように頑張ります。

5位:郡司浩平

出きってから半周の時点ではもう脚がいっぱいでした。余裕がなかったですね。あれで勝負できるようにならないといけないので、脚力不足だと思います。次、また頑張ります。

7位:脇本雄太

新山君が引かないということはわかっていたので、そこをしのいでからの勝負かなと思っていました。残り1周のところでは、自分の踏み出しの部分で思った以上に自転車が進まなかったです。

『寬仁親王牌(G1)』終了時点、獲得賞金ランキング