未来の競輪選手たちが試験を体験

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参加者たちの声

ここからは参加者のうち男子2人、女子2人の声をご紹介していく。

佐竹秀也

地元は岐阜ですが、現在は中央大学に在学中で東京に住んでいます。野球部所属の21歳で、今年の試験を受けようと思っています。

(現在養成所に在所している)市田龍生都さんは同じ寮だったので、面識もあります。ちょっとだけ教えてもらったこともあります(笑)自転車競技部の友達にもがき方を教えてもらって、練習していました。

今回体験してみて、難しいなと思ったのは握力。背筋力測定の際、手が滑って苦戦しました。握力も鍛えていこうと思います。1日を通じて今の立ち位置を知ることができました。

松久侑叶

岐南工業高校で自転車をやっています。養成所には技能試験で受けるつもりですが、適性試験はどんなものなのかなと思って参加しました。周りが強いので、これからもっと練習しなければと感じました。

今日1日の感想を一言で言うと、楽しかったです!

山本愛弓

熊本から来ました。今18歳で、小学校高学年からゴルフをやってきたんですが、怪我をきっかけに競輪の道に興味を持ち始めました。

体験してみて、難しいなと思ったのは身体能力の測定。特に垂直跳びが自分にとっては難しかったです。

今日このイベントに参加してみて、「競輪選手、やってみたい」という気持ちが大きくなりました。来る前と来た後じゃ自分の気持ちが全然違っていて、今回来られて良かったです。

川上いちご

現在25歳、社会人3年目です。もともと陸上の短距離をやっていました。

社会人になってからも特に目的なく筋トレをしていたんですが、YouTubeでグラビアアイドルから競輪選手になった日野未来選手を見て「これだ!」と思い、今年の4月からトレーニングを始めました。(日野選手は)イチからトレーニングして選手になったことに「すごいな」と感じます。

今回参加して、自分の現状を知ることができてよかったです。体力がないと痛感しました。

「それぞれの収穫」今藤康裕

最後に、1日参加者たちをサポートした今藤選手に感想を伺った。

「細い方もいましたが、比較的体がしっかりしている人が多くて、ポテンシャルは大きいだろうなと感じました。

これは適性試験なので、『適性を見極める』という意味で、向いている・向いていないがわかったんじゃないかと思います。『適性は向いてないので、やっぱりタイムで頑張ります!』って子もいましたしね(笑)今日1日を通じてそういった収穫があったと思いますし、やった意味があったんじゃないでしょうか」

さまざまなバックボーンからトレーニングキャンプに参加した若者たち。下は高校生、上は30代と、幅広い人々が集まってそれぞれの「収穫」を得た。

JIKトレーニングキャンプは7月に首都圏でも開催予定。参加希望の方は今後のお知らせを注視していただきたい。

JIK公式サイト