最後は気力で

優勝された今のお気持ちをお願いします

自信はありましたが、優勝できて嬉しいです。

歴代「夜王」と呼ばれるサマーナイトフェスティバルのタイトルですが

(笑)特にタイトルの称号について意識して走ったという訳ではありません。嬉しいですけども。競技もこの(ナイターの)時間帯に走ることも多いですし、いつもと変わらないレースでした。

レースですが、北日本から菅田壱道選手(宮城/91期)と2人で勝ち上がりましたが、どういった気持ちで任されましたか

前日の通り、菅田選手は今とても乗れている走りをしているので、その脚力を殺さないような展開に持っていけたらチャンスがあると思っていました。本当に良い走りをしてくれたと思います。

2番渡邉一成選手の前を走る5番菅田壱道選手

2番渡邉一成選手の前を走る5番菅田壱道選手

ジャン(最終周回を告げる鐘)が鳴った時点で一番後方につけていましたが、その辺はいかがでしたか

一番後方ではありましたが、前段がもつれていました。ジャンの時はもう踏み出していたので、これはイケるなと。

ただ、竹内雄作選手(岐阜/99期)の外を走り、最終的に平原康多選手と並走してしまったので菅田選手にとっては厳しいレースになってしまったと思います。彼がそこまで走ってくれたので、結果が僕についてきてくれました。

そこからの判断は素早くされたという感じでしょうか?

はい、(菅田選手と)スピードも合ってしまったので、申し訳なかったですが、自分の勝ちを譲るわけにもいかないので、全力で行かせてもらいました。

踏み出した時の手応えはいかがでしたか

キツかったですね。内側を走れば楽ですが、平原さんもすんなり出させてくれるとは思わないですし、後ろの落車を誘っても仕方ないので、外を走りました。そうしたら深谷くんが内側で盛り返してきたので、最後は気力で踏みました。

渡邉一成 深谷知広 サマーナイトフェスティバル

決勝12R ゴール直前

優勝を実感されたのはどの辺りでしょう

ゴールの時です。

すごい声援が起こっていました。聞こえてましたか?

ジャンから息を止めて踏ん張っていましたので、聞こえていませんでした。

トラック競技と競輪の両立をされていますが、今後のご予定を教えてください

次のレースは地元福島で開催の8月のオールスター競輪です。競技は代表に選ばれればアジア大会です。

今回の優勝でオールスターへ向けての弾みになったかと思いますが?

そうですね。しっかりと脚力を発揮できる展開になれば、勝負はできると思います。今回いなかった新田選手も走りますし。また菅田選手、新山響平選手、小松崎選手など若手で先行をする選手が多いので地元勢で大会を盛り上げたいです。

最後にこれからの抱負をいただいても良いでしょうか

ナショナルチームで培った脚力を十分発揮して、ナショナルチームで競輪界に旋風を巻き起こせるように頑張ります。