2024年5月16日、伊豆の日本競輪選手養成所(JIK)にて第127回・128回競輪選手候補生の入所式が行われた。候補生たちは10ヶ月の訓練を経て、来年2025年3月に卒業、5月ごろからプロデビューする。
第127回生(男子)
代表:安達豪太
私たち第127回生一同は、本日晴れて入所式を迎えました。皆様から暖かい励ましの言葉をいただき、感激の中にもあらためて責任の重さを感じています。私たちは初心を忘れることなく、本日より日本競輪選手養成所の選手候補生として、お客様の期待に応えられる立派な競輪選手になれるよう、努力・精進することを誓います。
第128回生(女子)
代表:髙﨑千賀
私たち第128回生一同は本日晴れて入所式を迎えました。ガールズケイリンが多くの注目を浴びる中この日を迎え、いっそう身が引き締まる思いです。所長はじめご来賓の皆様から暖かいお言葉をいただき、本日より日本競輪選手養成所の選手候補生として皆様方の期待に応え、お客様に愛される競輪選手になれるよう努力・精進することを誓います。
滝澤正光 所長あいさつ
本日入所式を迎えた93名の諸君、ご入所おめでとうございます。競輪が誕生して76年、養成所がこの地に移転して56年目の年に、競輪界の次代を担う諸君を迎えられることは、本養成所としてこの上ない喜びであります。
競輪競走は賭けを伴ったスポーツのため、フェアな競走をすることが絶対条件です。不正を許さない姿勢と高い品格を持ち合わせていることが要求されるのです。この目標を達成するため、学科・実技・生活を3本柱として養成カリキュラムが構成されてます。
学科に関しては、競輪選手に必要な専門知識、職業倫理に加え、スポーツの科学的理論の学習を重点に。
実技では選手として必要な基礎体力、競技力向上を計り、世界でも活躍できる育成を目指します。
生活の上では団体生活における基礎的な生活習慣を身につけ、自己管理力の向上を主眼としています。
競輪選手になれるかなれないかは、諸君が1年間の教育を頑張れるか否かにかかっています。諸君の頑張りに期待します。
注目の候補生へのインタビューは別の記事にてお届けする。