「エンカツサウナ」SHIZUOKA KEIRIN BANK FESTA

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参加者インタビュー

山本将太さん&生一丁ボーイズさん(以下、生一丁さんと記載)

Q:本日はこのイベントのために来ましたか?どうやってこのイベントを知りましたか?

山本さん:このイベントのために来ました。SNSなどで知ったと思います。あとは本場にも来ていますから。

生一丁さん:自分はチラシで知りました。

Q:サウナは日常からやっていますか?

生一丁さん:自分は好きで、しきじに行った後に競輪場に来るパターンです。

山本さん:出張などの際にサウナがあるホテルを探している感じですかね。月1回あるかないかくらいです。

Q:本日はどうでしたか?

2人:最高!

山本さん:部長がしっかり全部やってくれて最高でした。初めて本物のサウナを味わいました。

Q:整いましたか?

2人:整いました。(整ったのは)3回目くらいですかね。

Q:競輪選手がサウナイベントをやる、その試みはどうでしたか?

山本さん:最高だと思います。中でいろんな話も出来ましたし。

生一丁さん:加えて競輪場に来たことがない人も興味を持ってもらえたら良いですよね。さっき少し話した人がそのようなことを言っていました。バンク内でこのようなことができるということも最高です。

競輪サウナ部部長 遠藤勝弥選手 インタビュー

遠藤勝弥, 2024 SHIZUOKA KEIRIN BANK FESTA 静岡競輪場

テントサウナ内にて撮影 レンズが曇る……

Q:今回はどのような経緯でイベントが実現したのでしょう?

日本トーターさんからお話をいただきました。サウナ部として情報を発信していたので、それを見て下さっていてお話をいただきました。

Q:サウナに入る前にフィンランドのことわざを説明していましたが、何と言っていたのでしょうか?

「人は皆、生まれながらに平等だが、サウナの中ほど平等な場所は無い」ということわざがあります。僕は地位とか資産などの人間の格差は、最終的に無いと思っています。サウナの中では更に煩悩が無くなります。今日は選手とファンのような形ではありましたが、人と人として裸の付き合いで平等な場所になりましたね。

Q:どうしてサウナにハマったのでしょうか?

「人生を変えるサウナ術」という本があります。和歌山の大利航平が同期なのですが、向日町競輪場で「勝弥さん、読んで下さいよ」と、その本を渡してくれました。読んだら「これだ!」と思って、競輪場内のサウナに入ってハマりました。サウナに開眼した場所を”産湯(うぶゆ)”と呼ぶのですが、僕の産湯は向日町競輪場なんです。エンカツサウナが産湯と言ってくれる人が増えると良いですね。

Q:向日町競輪場のサウナがそんなに良かったということなのでしょうか?

……それがあんまり覚えていないんです(笑)競輪場のサウナはロウリュもできないのですが、サウナに入る⇒水風呂に入る⇒休憩するという入り方をそれまでしていなかったんです。サウナ⇒水風呂⇒サウナ⇒水風呂という、通称”ストロングスタイル”しかやっていなかったので、休憩を挟んで入るやり方を本で学んで、休憩中に「なんだこれは!?」となってハマったという感じです。

Q:競輪サウナ部は現在何人いるのでしょうか?

10人くらいでしょうか。副部長が渡邉雄太選手(静岡)、ブレーン(参謀)が新田祐大選手(福島)、イケメン担当が簗田一輝選手(静岡)、平社員が深谷知広選手(静岡)らしいです。自分で平社員と言っていますね。

Q:今回イベントをやってみていかがでしたか?

「来てくれるかな」と不安もありましたが、純粋にサウナを楽しめました。お客さんには気持ち良いと言ってもらえましたが、自分が一番気持ちよかったです。

Q:「90分×2セット」は厳しかったと思います。

出し切りました(笑)ウィスキングも全員に出来ましたし、自分が良いと思う物を伝えられたので、今後もっと腕をあげて出来ればと思います。

Q:スタイルは今後もやはり少数限定でしょうか?

そうですね。人数が多いと自分が良いと思う入り方を伝えきれませんから。「サウナが苦手」という人にほど、僕のやり方で入ってもらいたいです。それで徐々にサウナが好きになってもらえればと思います。

Q:この活動を広げていく上で、サウナの何を知ってもらいたいでしょうか?

幸せに生きることが人生で大事なことだと思っています。フィンランドはサウナの本場で、幸福度が世界のトップだと言われています。

※参照

フィンランドの人口は550万人くらいですが、サウナは330万個あるらしく、日本の「一家に一つのお風呂」のような感覚でサウナがあるのだと思います。

サウナがあるから幸せなのか、幸せだからサウナに入るのか。因果関係は分かりませんが、僕は関係ありだと思っています。サウナに入ると言葉通り、心も身体も「整う」ので、整った心と身体で周りの人と接したり、自分と向き合ったりすることが出来ます。

Q:今後も広めるようなイベントは続けていきたいですか?

もちろんです!

もはや伝道師となっている遠藤選手の競輪、そしてサウナ部部長としての活躍に今度も期待したい。

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