いざ、2023年ラストのG1へ

2/2 Page

1番車:脇本雄太

準決勝12R2着

Q:後ろ攻めの準決勝でした。

どういう形であれ、自分の行きたいタイミングで行けるかどうかでした。新田(祐大)さんか深谷くんが乗ってくるかなと考えてはいました。

Q:一気に出た形でしたが、踏んだ感触などは?

(山﨑)賢人くんが仕掛けることも考えていたんですが、動かなかったので自分から。ゴールまでもつようなペース配分で踏んだところもあります。G1で、ラインで勝ち上がりを決められたのは大きかったと思います。

Q:4走して手応えはどうですか?

前回と比べて気持ちも入っています。気持ちと体の一体感があれば、しっかり勝ち上がれると思っていました。まだ不完全なところが多少あるにしても、戦える状態かなとは思います。

Q:競輪祭は獲れていないタイトルです。

怪我から復帰して日も浅いですし、高望みしないようにします。自分のできることをしっかりやりたいと思います。気負わずに頑張りたいです。決勝は南さんと2人で、自力で頑張ります。

2番車:松浦悠士

準決勝11R2着

(太田には)言葉攻めが効きましたね。「世界一を目指してるんならこんなところで負けてらんないぞ」って(笑)

Q:太田選手とは玉野記念以来の連携だったでしょうか?

そうですね。準決勝の前は「お前が一番強いんだから、自信を持っていけ」と話していました。「長くなったら後はどうにかするから」と。部屋も一緒なので、今節こんこんと言ってました(笑)

準決勝では早い段階から強い気持ちで行ってくれて、僕も余裕はなかったんですが「後ろから来たら止めないと」という思いで、なんとか止められて良かったです。

九州勢と南関東があまり出るそぶりがなかったので、スタートのポジションは良いところが取れたと感じました。海也の仕掛けが早くて僕もかなり危なかったです。強かったですね。

Q:前回の連携から比べて、パワーアップを感じますか?

正直「大丈夫なのかな?」と思うペースでしたが、ゴールまでしっかり踏めていましたね。

Q:新山響平選手がまくってきたり、内からは佐藤慎太郎選手が上がってきたり、なかなか苦しい展開だったとも思います。

一振りして止まってくれなかったので「これは当たりに行かないと」と思ったんですが、そうすると絶対慎太郎さんが入ってくる。その辺りは意識しつつ、とにかく割られないようにと思ってやっていたら踏むのが遅れてしまいました。1着には届かなかったですが、ラインで決まったのは良かったです。

Q:いよいよ決勝戦です。

なかなかG1で決勝に乗れていないことは意識していたので、乗られて良かったと思います。今回の出来ならしっかり狙えると思うので、ラインで獲れるようにしていきたいです。玉野からかなり上積みがあります。防府バンクで乗れたことも大きいです。状態に自信を持って走れていることが結果につながってるのかなと思います。

3番車:深谷知広

準決勝12R1着

Q:決勝進出おめでとうございます。準決勝を1着で終え、心境はいかがですか?

相手が強すぎました。がむしゃらに攻めた結果だと思います。

準決勝は車番が悪かったのでなるべく前の方をという話をしており、それで先頭になりました。

Q:なかなか動きのない中で、脇本選手が一気に仕掛けました。

来るのを見ながら踏めたので、良かったと思います。位置を取り切れたのが本当に良かったと思います。バックでは少し間合いを取って、後ろから来るのに備えていました。自分の持ち味は出せたと思いますし、自信につながると思います。

Q:4走して感触はいかがですか?

脚見せの時、今日が一番感じが良いと思いました。上向いてきていると思います。「日に日に」というよりは、今日突然ぱっと良くなった感じ。この感じをしっかり掴みたいと思います。セッティングをいじり続けているので、それがハマったのかもしれません。

Q:G1決勝への意気込みを聞かせてください。

ずっと決勝に乗れていないという思いがあったので、まず乗れたことが嬉しいです。決勝を戦えるよう準備していきます。

4番車:松井宏佑

準決勝10R2着

Q:準決勝は三分戦でしたが、レース前はどのように考えていましたか?

できれば中団と考えていました。ただ前にしろ後ろにしろ、先行するつもりでいました。

Q:眞杉選手が早いタイミングで前に出ました。

そうですね。寺崎(浩平)くんが先に下げたのでキツい展開になるのかなと思いました。積極的に仕掛けて3人で出られたんですが、出切ってからは僕のペースも悪くて郡司(浩平)さんに結構仕事をさせてしまったので、そこは反省点です。

良い感じに踏めてたかなとは思うんですが、他のラインも強いので。僕の力もあと一歩だったなと思います。(そういう部分は)ラインで決められなかったことで、結果に現れたと思います。

Q:G1の決勝まで来られましたが、状態面は?

体の調子も悪くないですし、気持ちも入っています。良い状態だと思います。前回は自分の走りというよりは魅せるレースでした。今回は魅せるレースをしつつ、自分の走りができればと思います。

疲労はかなりきてます。今日も脚はいっぱいでしたが、気持ちで乗り切りました。ケアにつとめて決勝に臨みます。

Q:並びはどのようになりますか?

南関東3車で、深谷さんの番手に。自分から「番手につきたい」と話しました。チャンスをものにしたいと思うので、僕のできることを精一杯頑張るだけです。

5番車:太田海也

準決勝11R1着

Q:1着での決勝進出です。準決勝では、松浦悠士選手とどのように作戦を立てましたか?

連日「お前が一番強い」と声をかけていただいていて、「力を出しきれば必ず決勝に行ける」と言っていただいたので、しっかりそれを胸に刻んで準決勝に臨みました。S級S班でずっと活躍している選手からそう言っていただけて、すごく自信になりました。

Q:北日本が前を取り、その後ろ。どのように考えていましたか?

自分たちが理想とする並びでした。前に出てからは松浦さんを信じて、自分の力を出し切りました。

Q:最後の踏み直しもできましたか?

昨日やその前に比べれば、前段階で脚を使っている分、少し緩くなったかと思います。本当に松浦さんに仕事をしてもらって、自分の力じゃないと感じています。

Q:ここまで4走していかがですか?

前検日とレースがなかった初日が、一番疲労が心配でした。2日目の初戦も北井さんなどキツいメンバーで、不安を持った状態で開催に入りました。でも日に日によくなっているんじゃないかなと思います。

Q:G1は3回目、デビューから2年に満たない状態。G1決勝を前にして、改めていかがですか?

ナショナルチームで活動していて、これまで1人で戦うことがほとんどでした。こうやって連日連携してくださる先輩方がいることで、自分の力以上の力を発揮させてもらえるなと感じています。G1決勝に出場できるということで、その先のことは考えずに明日の1本に集中しようと思います。自分のできることをして戦います。

6番車:簗田一輝

準決勝10R1着

Q:初のG1決勝進出です。

郡司(浩平)さんが上がれなかったので、すごく嬉しいわけではないです。準決勝では深く考えず、僕はついていくだけで基本的に松井(宏佑)さんにお任せしました。

Q:2次予選Aに続く3番手回りでした。

昨日(4日目)は少し隙があったので、今日は隙を出さないよう、完璧に仕事をこなそうと考えていました。準決勝では、僕は僕の仕事をするだけ。前のことは松井さんにお任せしている中で、自分の仕事はしっかりできたと思います。

Q:直線ではどのような判断をしましたか?

松井さんもすごく長い距離を走ってタレてきていたし、僕も4コーナーでバックを踏むことができなかったので、流れのまま最後の直線まで行きました。

Q:直近の好調の理由はどのようなところにあると考えていますか?

一番は落車が少ないこと。そして体が少しずつ治ってきたことで、練習が実になったのかなと感じます。セッティングは初日からほぼ変えておらず、ここまで来たらあとは運だと思うので、しっかり体のケアをして万全の状態で決勝に臨みたいと思います。決勝戦も精一杯がんばります。

7番車:眞杉匠

準決勝10R3着

Q:準決勝は作戦としてはどう考えていましたか?

後ろになることは予想していました。2人(松井宏佑、寺崎浩平)にダッシュでは勝てないので、考えて走りました。

Q:松井選手をちょっと待っていたように見えました。

はい。それで中団が取れると思ったんですが、久保田(泰弘)さんも調子が良いし、ちょっとキツかったですね。前がもがきあったところで行こうと思っていたので、その辺りは想定内で仕掛けられました。ただもうちょっと出切るイメージで行けたらラインで勝てたので、そこが反省点です。最後は古性(優作)さんがいたのがわかっていたので、内を開けないようにと思って走りました。

Q:4走して脚の具合はどうですか?

前回よりはだいぶマシになりましたが、もうちょっとという感じです。

Q:オールスター以来のG1決勝です。成長は感じますか?

自分だけのレースになってしまっているので、なんとも言えないです。決勝には、セッティングはこのままでいきます。

8番車:北津留翼

準決勝11R3着

Q:準決勝では園田匠選手と地元2人でした。どのような作戦でしたか?

車番が厳しかったので、押さえてつっぱられるだろうなと考えていました。園田さんが位置を取ってくれて、後ろが慌てて行ったような感じでした。園田さんのお陰だなと思います。

Q:伸びもすごかったです。

太田(海也)くんのかましがすごすぎて、ホームでは行けなかったですね。引きずり回しになってた感じでした。太田くんの力がすごすぎてみんなフラフラ状態。僕は持久力を活かして踏んでいくしかないかなと思って、その結果なんとか。でも自分だけだったので、申し訳なかったです。

Q:3着に届いた実感はありましたか?

必死すぎて分かりませんでした。力が入るように下を向いていて、前があまり見えなかったので。

Q:準決勝は土曜日ということで、お客さんもたくさん入っていました。

普段だったらバックでやめてるかもしれませんが、声援もすごくて「やめれないなあ」と思わせてもらいました。一生懸命踏んでいきました。

Q:地元G1への想いはありますか?

せっかく決勝に乗れたので地元で良い走りをしたいとは思いますが、格下なので厳しいですね。日に日に力みの疲れが出るので、それを取るために少しローラーに乗ろうと思います。決勝に向けてはきっちり休んで疲れを取って、万全の状態で挑みたいと思います。声援がすごいので、応えられるようゴールまで頑張ります。

9番車:南修二

準決勝12R3着

Q:準決勝は脇本選手との連携でしたが、どのような作戦でしたか?

特になく、お任せでした。なかなか動きのない展開でしたが、脇本の得意な展開でもあるので、信頼してついていきました。

Q:3番手に深谷選手がついていましたが、後ろの状態は把握していましたか?

全部は見えてないですが、なんとなくは分かりました。僕がもう少し強ければワンツーが決められたかなと思いますが、決勝に乗れたので、明日は決めたいなと思います。

Q:最近の好調の要因はなんでしょう?

大きなことはないんですが、試していること、色々やってることが噛み合ってきたのかなと感じます。総合的に色々やっています。決勝に向けては疲労回復に努めます。いつも通り頑張ります。

【競輪祭(G1)決勝戦直前】KEIRINグランプリ2023出場を掴むのは?選考用賞金獲得額ランキング

放送予定『競輪祭』『競輪祭女子王座戦』を盛り上げろ!2023年11月21日〜