年間に6つある競輪のG1レース。2023年、このうちの3つを制したのが古性優作だ。

古性優作, 決勝, 寬仁親王牌, 弥彦競輪場

『全日本選抜競輪』『高松宮記念杯競輪』『寬仁親王牌』の3つのG1を制した古性。同じような例の選手は、過去にもいるのだろうか?

GP・G1を1年で3つ以上優勝した選手は過去に11人

競輪を統括するJKAの発行する「競輪年間記録集(2022年版)」によると、70年以上の競輪の歴史の中で、G1とGPを合わせて年に3つ以上優勝した選手は、歴代で11人いる。

昭和26年
(1951)
山本清治(大阪・期前) 第4回日本選手権
第2回高松宮杯
第1回競輪祭
昭和38年
(1963)
高原永伍(神奈川・13期) 第14回高松宮杯
第8回オールスター競輪
第5回競輪祭
昭和42年
(1967)
平間誠記(宮城・13期) 第21回日本選手権
第18回高松宮杯
第9回競輪祭
昭和62年
(1987)
滝澤正光(千葉・43期) 第38回高松宮杯
第3回全日本選抜
第30回オールスター競輪
グランプリ’87
平成7年
(1995)
神山雄一郎(栃木・61期) 第38回高松宮杯
第11回全日本選抜
第37回競輪祭
平成9年
(1997)
神山雄一郎(栃木・61期) 第40回オールスター競輪
第6回寬仁親王牌
第39回競輪祭
平成14年
(2002)
山田裕仁(岐阜・61期) 第43回競輪祭
第55回日本選手権
グランプリ’02
平成15年
(2003)
山田裕仁(岐阜・61期) 第44回競輪祭
第56回日本選手権
グランプリ’03
平成25年
(2013)
金子貴志(愛知・75期) 第23回寬仁親王牌
第56回競輪祭
グランプリ’13
平成30年
(2018)
三谷竜生(奈良・101期) 第72回日本選手権
第69回高松宮記念杯
グランプリ’18
令和4年
(2022)
脇本雄太(福井・94期) 第76回日本選手権
第65回オールスター競輪
グランプリ’22

歴代で唯一「4つ優勝」の滝澤正光

滝澤正光, 卒業式, 日本競輪選手養成所(JIK)

70年以上の競輪の長い歴史の中、唯一GP・G1を1年で4つ優勝したのが、1987年の滝澤正光。現在は日本競輪選手養成所の所長として後進たちの指導に当たっている、競輪界のトップレジェンドだ。

この滝澤氏の記録に並ぼうとしているのが2023年の古性。年内のG1を3つ優勝した状態でグランプリへと臨む。これと同じ状況になったのは1997年の神山雄一郎以来、26年ぶりだ。

山﨑賢人, 古性優作, サマーナイトフェスティバル(G2), 函館競輪場

歴代最高位である「年間4つ」に並ぶ可能性を秘める古性。競輪の歴史にまたひとつ名を刻むことができるのか?12月末に実施されるKEIRINグランプリ2023をお見逃しなく。