2023年10月14日〜15日の2日間、12歳から30歳までの女性を対象とした「トラックサイクリングキャンプ in 京都向日町競輪」が開催された。
本キャンプ2日目には、東京2020オリンピックにも出場した元トラック競技選手(中距離)の中村妃智氏による特別トークショーを開催。自身のオリンピックまでの道のりや、選手時代に心がけていたことについて語った。
本記事では中村妃智氏による「特別トークショー」の模様をお届けする。
【特別トークショー】オリンピアン 中村妃智
Q:改めて自己紹介をお願いします。
東京2020オリンピックで自転車トラック競技のマディソンという種目に出場していました中村妃智です。よろしくお願いします。
Q:2日間とも参加されている今回のキャンプの率直な感想を教えてください。
とても楽しそうに乗っている光景を見れたことがまず嬉しかったです。私自身も高校の時に自転車競技を始めたのですが、初めてのビンディングシューズに苦戦したり、立ちゴケ*してしまったりと、懐かしい気持ちにもなりました。
経験者グループの方も初心者グループの方もとても習得速度が早く、1日目に苦戦していた方でも、2日目には堂々とバンクで走っている姿を見て感動しました。
※立ちゴケ:停止時にビンディングシューズが上手く外せず、そのまま自転車ごと倒れてしまうこと。
Q:最年少の参加者は中学1年生です。
中学生の時点でピストバイクに出会ってくれて嬉しいです。
私が中学生や高校生だった時は、自転車競技をやっている同年代の女性はとても少なかったです。ですので今回のトレーニングキャンプのように幅広い年齢の方が自転車競技やピストバイクにチャレンジしている光景を見て、とてもワクワクしています。
偶然の出会いがオリンピックのきっかけに
Q:中村妃智さんが自転車競技を始めたきっかけは?
中学まではバスケットボールや水泳をやっていたんですが、元々走るのが得意だったので高校からは陸上競技部に入部しようと考えていました。
ですが入学後の部活動見学の際、敷地が広すぎて陸上部の練習場所を見つけられなかったんです。そして陸上部の練習場所を聞こうと、近くで活動していた部活を訪ねたのですが、そこがたまたま自転車競技部の活動場所だったんです。
そこで試しに初めて自転車に乗ったら楽しくて「新しいことにチャレンジしてみよう」と決意し、陸上部には結局見学に行かないまま自転車競技部へ入部することになりました(笑)