もし自分が投票するとしたら?
Q:少し答え難い質問かもしれませんが、もしご自身が投票権を持っていたらどの選手に投票しますか?
脇本:もし僕が投票できたら、もちろん平原(康多)さんや、ガールズ選手であればもちろん碧衣ちゃんに入れますね(笑)
でもそれ以上に、身内になってしまいますが、ナショナルチームのメンバーは男女とも応援してますし、どうしてもそこに入れたくなっちゃいます。
Q:ちょうど今、アジア選手権を戦っていますね。
脇本:はい。ナショナルチームのメンバーには本当に頑張ってほしいと思っています。
昨日まで僕も高松宮記念杯を走っていましたが、ナショナルチームの結果をずっと知りたがっていましたし、すごく応援したい気持ちでいっぱいでした。
Q:児玉選手はいかがでしょうか?
児玉:ガールズ選手はまず奥井迪さん、そして小林莉子さんに尾崎睦さんです。
奥井さんの走る姿に勇気をもらっています。莉子さんは1期生から今もずっと大きなレースで戦い続けています。そして尾崎さんは個人的にすごく仲が良いので、この3選手に投票します。
男子選手は脇本さん。本当に毎回鳥肌が立つようなレースを見せてくれるので、脇本さんに入れたいです。
脇本:今回の高松宮記念杯とパールカップが被っていたので、現地で話す機会がありました。
児玉:初日(6月13日)を走り終わった後にチェーンの硬さを見てもらったのですが、2日目から上がりタイムも良くなったんです。
脇本:大したアドバイスではないんですけどね(笑)
Q:なぜ児玉選手は脇本選手にアドバイスしてもらおうと思ったんですか?
児玉:きっかけは山田英明さんでした。英明さんと(チェーン)を見ていたらそこに脇本さんがいたんですが、なかなか話しかけられなくて(笑)そうしたら英明さんが脇本さんに声を掛けてくれて、見てもらうことになりました。
Q:その時初めてお話しされたんですか?
児玉:いえ、ちょこちょこ。でも自転車について聞いて良いのかわからなかったので(笑)
脇本:全然良いですよ。ですが僕の記憶が正しければ、レース前に話掛けてきて、「レース前じゃないの?」と聞くと、「話したくて仕方がないんです!」と言われて(笑)
児玉:緊張してるとダメなので(笑)話さないと緊張が解れないので、「あっ、脇本さんがいる!」って話し掛けてしまいました。
Q:人と話して緊張をほぐすタイプなんですね。脇本選手はどうでしょうか?
脇本:僕はどちらかと言うと逆で、レース前は喋りたくないですね。多分そういう雰囲気が出てて、嫌われている選手もいると思います(笑)
Q:児玉選手、男子選手を他に2人選ぶとしたらどうでしょうか?
児玉:平原さんと佐藤慎太郎さんですね。
平原さんは何度かお話しさせてもらい、考え方などをお聞きした時にすごいなと思いました。佐藤慎太郎さんは、こう言ったらアレですが、年齢がとても上の選手なのにトップで走られていて、すごいなと思います。
麻雀とゲーム それぞれのプライベート
Q:プライベートなお話もお伺いさせていただきます。今自転車や競輪以外で一番楽しんでいることは何でしょうか?
脇本:僕は最近麻雀に熱が入っています。麻雀プロの方と一緒にさせていただいたりしています。
Q:選手同士ではどうでしょうか。佐藤慎太郎選手とか麻雀が好きなイメージがあります。
はい。誘わせていただき、一緒にやったこともあります。でも僕が弱すぎて(笑)
Q:児玉選手はいかがでしょうか?
自分はゲームがとても好きなので。特に6月22日に新しいゲームが発売されるので、すごくプレーしたくて楽しみにうずうずしています。G1を獲ってガールズグランプリ2023への出場権を得たので、気兼ねなくゲームできます(笑)
ファンの方へメッセージ、そして意気込み
Q:ファンの方々へメッセージをお願いします。
脇本;ファン投票の順位を見させていただきました。僕と古性選手でワンツーという結果で、お客さんにも支持をいただけているのかなと思います。近畿勢としてしっかりやっていければなと思います。
昨年のオールスターは台風による順延などもありました。そうした経験も活かし、同じ西武園ナイターの特徴も捉えた上で、また一つ向上したレースをお見せしたいです。
2023年は折り返し地点ですが、僕自身まだタイトルを獲っていません。賞金面でもまだ油断できない状況なので、オールスターでタイトル獲得できるようしっかり走りたいです。
児玉:2023年は成績を出せない期間が続いていたので、それでもこうして選んでいただき本当に幸せです。同時に期待に応えられるよう頑張りたいと思います。
G1を獲ったことで精神的には楽に臨めるレースだと思っています。お客さんの投票があって走れるレースなので、感謝しながら車券に貢献していきたいです。
今回のG1(パールカップ)はナショナルチームがいませんでした。今後ナショナルチームと戦う際には、負けないようにレベルアップして、ナショナルチームがいる中でも優勝できるように精一杯頑張りたいです。