2023年6月12日、岸和田競輪場に『高松宮記念杯(G1)』出場選手たちが集結した。東西に分かれて勝ち上がり戦が行われ、決勝戦にて東西の猛者が一同に集い、チャンピオンが決定される。

この記事では12日の前検日に実施された共同インタビューのコメントと、初日の番組・並び予想をお伝えする。

1R 西日本一次予選1

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 犬伏湧也 徳島/119期
2 2 神田紘輔 大阪/100期
3 3 北津留翼 福岡/90期
4 4 大塚健一郎 大分/82期
5 桑原大志 山口/80期
5 6 稲毛健太 和歌山/97期
7 山田英明 佐賀/89期
6 8 三谷将太 奈良/92期
9 小倉竜二 徳島/77期

並び予想

稲毛-神田-三谷
犬伏-小倉-桑原
北津留-山田-大塚

犬伏湧也

Q:大垣記念を振り返っていただきますか?

動き自体は良かっただけに、決勝は不甲斐なかったなと思います。

Q:5月はレースが詰まっていましたが、疲れなどは?

バタバタしてる感じは正直あります。でも結果が出ているので、悪くないかなと思っています。

Q:6日制の高松宮記念杯です。

長丁場ですので、疲労が溜まった時にどう対処するかが大事になると思います。ケアをしっかりしつつ走れたらと思います。

Q:岸和田の経験は?

A級の時に1回走っています。走りやすいバンクだと感じました。

Q:1R1番車、初日はどのように走りますか?

中四国の先頭で頑張ります。

北津留翼

Q:しばらくお休みがありましたが、復帰された前走では力を見せていただきました。

普段は波ができないよう同じような練習をするんですが、あっせんが停止されている間は期間も長かったので、大幅に変えてみることも試して、様子を見てみました。色々勉強はしたんですが、まだ競輪には活かし切れてないかなと思います。今後つなげて行きたいですね。

復帰戦は、久しぶりでレース勘が悪かったなと思います。結果は良かったですが、違和感は残ってます。

Q:お休みしている間にG1が2つ終わってしまいました。2023年初のG1ですが、いかがでしょう?

様子を見たかったんですが……初日の1Rなのでそれも厳しいですね(笑)初日は自力で、前と同じように走りたいと思っています。

2R 東日本一次予選1

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 小松崎大地 福島/99期
2 2 恩田淳平 群馬/100期
3 3 鈴木裕 千葉/92期
4 4 大森慶一 北海道/88期
5 内藤秀久 神奈川/89期
5 6 大石剣士 静岡/109期
7 佐々木悠葵 群馬/115期
6 8 久木原洋 埼玉/97期
9 佐藤慎太郎 福島/78期

並び予想

佐々木-恩田-久木原
小松崎-佐藤-大森
大石-鈴木-内藤

佐々木悠葵

Q:前回は富山の全プロ記念でしたが、振り返っていかがですか?

あまり良くなかったです。競走が詰まってたのであまり練習ができない中でのレースでした。

今回に向けては練習をしてこれましたし、感触も良かったです。でもレースなので(走らないと)わからない部分もあります。

Q:その前の宇都宮では2着、ラインでの競走を意識されていたかなと感じました。

しっかり、邪魔しないように……眞杉(匠)くんが仕事をした時に内を締めるとか、降りた時に落車しないようにとか、そういったことに気を配っていました。対応はできたかなと思います。

Q:高松宮記念杯は6日制5走に変わりました。

今日知りました。

Q:あまり影響はなさそうですね(笑)

はい、あまり影響はないと思います。初日は関東の先頭で頑張ります。

佐藤慎太郎

Q:5月はほとんど走り詰めでした。疲れなどは?

疲れはないですね。大垣では久しぶりに肉体的な「もうちょっと上で頑張れるな」という手応えがありました。

Q:高松宮記念杯では決勝の常連です。勝ち上がりシステムが変更されましたが、どのように捉えていますか?

イメージの良い大会ではありますね。朝早いレースに組み込まれる場合があるというのはちょっとマイナスかな。

佐藤慎太郎, 高松宮記念杯競輪, 岸和田競輪場

「最近顔が優しくなったって言われるんだよ。この顔、厳しいか?」

Q:初日もまさに「朝早いレース」です。

はい、でも与えられた中で頑張るものだと思うので、帰って寝たいと思います。仕上がりは2023年のベストと言えるくらい良い状態です。ダービーの時は「絶好調」という感じではなくて、なんとか凌いだような状態。今回は良いと思います。

Q:初日の戦い方を教えてください。

大地がいますし、自分が2番手に行きたいと思います。

3R〜8R

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