平塚競輪場で開催中の『日本選手権競輪（G1）』。通称競輪ダービーの開催3日目には『ガールズケイリンコレクション2023平塚ステージ』が開催される。
その前日の5月3日、ガルコレに出場する7選手が平塚競輪場に集合、前日検査を行った。ここではガールズ選手たちのコメントをお届けする。
ガールズケイリンコレクション2023平塚ステージ
5月4日（木・祝）12R
発走予定 16:40
| 車番 | 選手名 | 府県/期別 |
| 1 | 小林優香 | 福岡/106期 |
| 2 | 石井寛子 | 東京/104期 |
| 3 | 久米詩 | 静岡/116期 |
| 4 | 柳原真緒 | 福井/114期 |
| 5 | 山原さくら | 高知/104期 |
| 6 | 野口諭実可 | 大分/102期 |
| 7 | 奥井迪 | 東京/106期 |
1番車：小林優香
Q：2023年をここまで振り返っていかがですか？
競輪のリズムに慣れてきたように思います。しっかり着に絡めていますし、優勝もしていますので、状態も悪くないと思います。
Q：前回開催では3日間ともバックを取り、長い距離を踏むレースをされていましたね。
長い距離を踏もうと思って臨んだレースでした。最後は差されて負けてしまったんですが、内容としてはよかったと思います。そこからまた底上げして今回に臨んでいます。
Q：直近はどのように過ごされましたか？
名古屋開催の次の日から練習を再開して、この開催に向けて計画的にトレーニングしてきました。体も締まってますし、状態も良いです。久留米競輪場は開催があったため30日まで使えなかったんですが、その分は街道練習で補いました。1日・2日はバンクで練習しています。
Q：平塚の印象・イメージはいかがでしょう？
癖のないバンクです。しっかり噛み合えば優勝もできてますし、悪い印象はないです。
Q：意気込みをお願いします。
平塚の優勝を目標にトレーニングしてきたので、自力で、優勝だけを目指して頑張ります。
2番車：石井寛子
Q：2023年に入って4ヶ月、安定感のあるレースを見せてくれているように感じますが、ご自身としては？
今年に入って3回負けたんですが、その「3回負けた」が悔しいくらい、1着にこだわっています。
Q：その負けたレースをどのように活かしていますか？
すぐに修正することはできなかったんですが、どう活かしていくかは常に考えています。弱いところを補い、どうしたら勝てるか……体を強化していく練習をしています。
Q：前回の武雄開催から2週間空いていますが、ここまではどのように過ごされましたか？
仕上げてこれたと思います。疲れがどれくらい取れたか分からないので、走ってみないと、とは思っています。
Q：平塚はどのようなイメージですか？
本当に走りやすくて、綺麗なバンクです。今回風はどうかなとちょっと心配しています。春の風がキツそうなので……でも走りやすいバンクです。
Q：戦い方を教えてください。
自在で走ります。5月のコレクション出場権を獲れましたので、楽しんで、自分らしい走りができたらと思います。
3番車：久米詩
Q：2023年、ここまでを振り返っていかがですか？
去年取りきれなかったところが勝ちきれるようになったように感じます。
Q：直近は西武園で完全優勝、四日市は4日制のレースで4日間ともバックを取っての完全優勝でした。
バックを取るつもりでもなかったんですが、航続距離が増えてるのかなと思います。今はナショナルチームの方と練習させてもらってて、そのトレーニングが良い結果につながっていると思います。
Q：平塚は昨年の11月以来。イメージなどは？
走りやすいですね。やりやすいと思います。
Q：前回の開催から1ヶ月ほど空いていますが、その間はずっと練習を？
はい。だいぶ仕上がっていると思います。
Q：戦い方を教えてください。
自分の走りやすい展開に持ち込めるよう、考えて走れたらと思います。自力自在、臨機応変に行きたいです。優勝だけ目指して頑張ります。
4番車：柳原真緒
Q：この平塚でガールズグランプリ2022を優勝してから4ヶ月。ここまでを振り返っていかがですか？
コレクショントライアルで2着はあったんですが、その後も守りに入ることなく、しっかりと攻めのレースができていると思います。
Q：直近はどのように過ごされましたか？
少し体調を崩してしまって、直前の3〜4日しか練習はできてないんですが、その中でも力は出したいと思ってます。
Q：乗った感じはいかがでしたか？
仕上がってはない……ですが、それなりに乗れるとは思います。
Q：平塚は連帯を外したことがないバンクですが、ご自身のイメージは？
すごく走りやすいバンクです。軽い方が好きなので。
Q：どのように戦いますか？
自力自在で頑張ります。今ある力をしっかり出し切って、優勝できるよう頑張ります。
5番車：山原さくら
Q：2023年に入りここまでを振り返っていかがですか？
序盤はあまり良くなかったんですが、ここ最近は自分のやりたいレースができるようになって、優勝もちょこちょこできるようになりました。
Q：バックを取るレースも増えてきましたね。
そうですね。今回のコレクションに向けて調子を戻していきたいなと思っていましたので、間に合ってよかったです。直前の手応えも良いです。
Q：前回の開催からここまではどのように過ごされましたか？
いつも通りに練習をしてきました。最近の開催で初日に力が入りにくいことが多いかったので、今回はギリギリまで強めに練習してきました。
Q：平塚のイメージは？
すごく走りやすい、好きなバンクのひとつです。先行してもあまりズブズブになりにくい、粘りやすいと思います。その分まくられやすくもありますが。
Q：戦い方を教えてください。
自力です。前回（ガールズグランプリ2022）は2着だったので、今回は1着で締めれるようにがんばります。
6番車：野口諭実可
Q：デビューして11年、初のコレクションです。
大きな大会に出場したことがない中、いきなり7人しか出られないレースに出場することになりました。ものすごく嬉しい反面、ものすごくドキドキして、緊張しています。
Q：出場が決まってから、このレースに向けた準備をされてきたんでしょうか？
ウェイトや街道練習など、たくさんやってきました。今まではスピード練習が主な練習でしたが、長い距離や高負荷の練習を取り入れています。
Q：ここ数年で強さを見せてきた、その要因はなんでしょう？
今までマーク先行だったんですが、去年（2022）の秋くらいからまくり先行などを行ってきました。タテの脚がついたように感じます。自力を使うと力がつくと聞きますね。
Q：前回の小倉開催では初日を走って以降は欠場となっています。
生理痛による腹痛が酷くて、元気自体はあったんですが、欠場させていただきました。そこからここまでは、直後は感じが悪かったですが、調整しながらやってきています。今は問題ありません。
Q：平塚は初めて1着を獲った場所でもあります。
デビューして一般戦でもなかなか1着が獲れなくて、デビューして1年後に勝てましたね。イメージは悪くないです。癖もないですし、重たくもないバンクで、走りやすいです。
Q：6番車となります。どのように戦いますか？
最近は車番関係なく、むしろ外枠の方が成績が良いこともあります。いつも通りの走りで、自在ですがチャンスがあれば自力も出したいです。
Q：意気込みをお願いします。
いつも応援ありがとうございます。ガールズケイリンコレクションに出場するのは初めてなので、とても緊張します。少しでも存在感を出せるよう、確定版を目指してがんばります。
7番車：奥井迪
Q：2023年をここまで振り返っていかがですか？
少し体調を崩してしまい、立て直すのに苦労しました。体感と下半身がなかなか繋がらない感じで、精神的にもキツかったです。ピークは2月〜3月ですね。前回の開催から20日間ほど空いたので、気持ちの面でも戻してこられたかなと思います。
体調を崩してから体の使い方も工夫するようにしました。直近の感覚は良い時と同じくらいに戻ってきているので、気持ち的に良い状態で入ってこられたと思います。
Q：平塚バンクの印象は？
すごく走りやすいですし、何よりお客さんの雰囲気がとても好きです。声援が大きいですし、力をいただいています。そういう意味で、平塚は好きですね。
Q：戦い方を教えてください。
外枠ですが、自力を出して、前々で自分のレースをしていきたいと思います。気後れすることなく優勝目指して頑張ります。
