女子の短距離はモートンが優勝を独占
トラックパーティー2018 Springの女子スプリントでは準決勝で前田佳代乃を破り、決勝ではマチルド・グロ(フランス)を破る圧巻の優勝劇を、ステファニー・モートン(オーストラリア)が繰り広げた。
さらに女子ケイリンでも、今年の世界選手権で優勝のニッキー・デグレンデル(ベルギー)を始め、名だたる強豪を下して優勝を果たし、短距離種目全てで勝利を独占した。
重要なレースで勝つことの大切さを実感、ステファニー・モートン
世界選手権、コモンウェルスなど大きなレースが終わって体を少し“お休み状態”にしていましたが、良いタイムで走れたことには驚いていますし、大勢のお客さんの応援の中で走れたことにとても感謝しています。
今回はデグレンデル選手に勝つことができましたが、彼女は私が勝つことが出来なかった世界選手権を制してチャンピオンジャージを着ています。重要なレースで勝つということがいかに大切か、わかりますね(笑)
敗因は躊躇、前田佳代乃
スプリントの2回戦(vsモートン)では残り1周半で後ろから仕掛けようとしたんですが、躊躇してしまって、そこが敗因かなと思います。ブノワコーチからは「厳しい戦いだけど、ステファニー(モートン)が加速する前にがんばりなさい」と言ってくれていましたので、無理をしてでも前に出ていたら、まだ勝負になっていたかもしれません。