古性優作が2連覇、KEIRINグランプリ2023一番乗り

2/2 Page

優勝:古性優作インタビュー

Q:優勝して、お気持ちはいかがですか。

脇本さんが獲ってないタイトルなので、脇本さんがしっかり優勝できる走りをしてくれたらと思っていました。あんなに行ってもらえると思ってなかったので、選手としての違いを感じました。

Q:ラインを組んで走った点はいかがですか。

去年は近畿で僕ひとりでしたし、今年は脇本さんと竜生さんと決勝に乗ることができて嬉しかったですし、走る前から安心感もありました。

Q:レースの展開を振り返っていかがですか?

脇本さんの判断なので、他のラインがどうするかもわからなかったですし、何も考えていなかったです。脇本さんの動きには僕もびっくりしました。あんなに早く行ってくれるとは思ってなかったです。

Q:新田選手に叩かれて位置を下げるかな、とも思われました。

高知ですし、内側が有利ですので、ちょっとこれはヤバいなと思いました。でもしっかり対応できたと思います。

Q:最後に差した時は、ご自身では走りながらどう思っていましたか?

僕も結構脚を使ってたし、後ろから上がってきていたのもわかっていました。踏ませてもらったけど、僕もいっぱいだったので抜けるかわからなかったです。

Q:優勝したのはすぐにわかったと思いますが、その時のお気持ちは?

久しぶりの優勝ですし、とにかく脇本さんとの連携を外さなくて良かったなという思いと同時に、脇本さんの後ろで走ることには嬉しい思いも悔しい思いもあります。選手としての格の違いを走っていて感じる相手で、味方ですけど、「違い」を感じました。

Q:KEIRINグランプリ2023への切符を手にしました。今後もG1が続きますが、どのような思いで挑んでいきますか?

一発目のG1で権利を獲ると、精神的にも楽です。とにかくホッとしています。村上(義弘)さんが引退されて、改めて近畿の選手としての真価が問われていると思います。そんな中で結果を出すことはできましたが、本当に目の前のレースを走って期待に応えていくだけだなと思います。

Q:今後、脇本選手と前後が変わることはあるのでしょうか?

僕が脇本さんの前を回るとして、今のままではダメだと思います。邪魔なだけだと思うので……(笑)

Q:物欲の薄い古性選手ですが、そろそろ何か買われますか?

……そうですね……ほんとにないですね。
今回(山田)久徳さんが着ていたジャージがカッコ良かったので、同じものを買いたいと思います。

2着:守澤太志

守澤太志, 全日本選抜競輪(G1), 高知競輪場

(脇本が)もうちょっと遅く来るかなと思っていたので、気付くのが遅くて遅れてしまいました。でも引くべきじゃないところで引かないことはできましたね。僕が三谷選手を捌けていれば変わったと思います。それができなかったので、成田さんにチャンスを作れなかったです。最後はイチかバチか行けるところを探してたんですが……。

近づいてるのか遠ざかってるのかよくわからないですね。手応えはなくもないんですけど、でもその中で獲れないのは力の差だし、弱い部分だと思います。これからの課題にして頑張っていきます。調子は日に日に良くなってましたね。今後もしっかり一走一走がんばります。

4着:脇本雄太

前を取らされてスローペースになるくらいだったら最初から後ろ受けして行ければ、という感じでした。新田さんが突っ張るスイッチを入れる前に抑えなきゃいけなかったので、あそこがギリギリのラインでしたね。今日は早めに勝負してみようかなという気持ちがありました。

ラインで優勝者も出てますし、最低限のことはできてるかなと思います。

次場所は少し様子見しながら決めます。ウィナーズは間に合えば、という感じです。

6着:香川雄介

香川雄介, 全日本選抜競輪(G1), 高知競輪場

成田のコースに行きたかったですが、成田が内側から先に行ってしまったかなという感じです。ひょっとしたらワッキーが捲り追い込みなんかなと思ったんですが……良くはなかったけど、納得はしてます。

9着:新田祐大

新田祐大, 全日本選抜競輪(G1), 高知競輪場

(突っ張るかどうかの判断は)センター付近だったので難しいタイミングではありました。待ちすぎちゃったなという感じがありましたね。脇本が全開で来てると思ったんですが、いつまでも来なかったので……いつもより遅かったですね。「遅い」っていうのはタイミングじゃなくて、速度が遅かった。向かい風ってのもあったと思いますが。

「あれ、来ない」と思って待ちすぎちゃったことで、彼の持ち味である「加速してからのスピードの伸び」と「自分の加速」が一致しなかったです。そこで古性の車輪の後ろくらいまで下がってしまったことが、敗因のひとつです。そこからは古性が1コーナーに入る前くらいで「待ってました」の体制になってしまったので。

やっぱり上手いですね。負けはしましたけど、次のステップのための体験にはなりました。

次回のG1はゴールデンウィークに開催される日本選手権競輪(競輪ダービー)。平塚競輪場にて実施される。

ガールズG1が加わり、G1は全部で9つに 競輪のG1開催それぞれの特徴を解説