JKAが毎年発行している「競輪年間記録集」。月刊競輪WEBにて閲覧可能な記録集だ。

各年度の競輪に関するあらゆる記録が掲載されている本書(2021年版)から、今回は「1億円達成選手」にフォーカス。

年間獲得賞金額が1億円を超える選手は、毎年何人ぐらいいるのだろうか。

「年間獲得賞金額」とは

競輪では各レースの順位に応じた賞金が選手たちに与えられる。G1・G2などハイグレードのレースで勝利すればするほど、賞金額も高くなっていく。

様々なレースに出場し、1人の選手が1年間で獲得した賞金の総額が「年間獲得賞金額」となる。

優勝賞金が最も高いレースは?

脇本雄太, KEIRINグランプリ2022, 平塚競輪場

各レースのうち賞金金額が最も高いのは、毎年年末に開催される「KEIRINグランプリ」。年度によってやや変動があるものの、優勝賞金はおよそ1億円。

よって、年間獲得賞金額が1億円を超える選手は、毎年必ず1人はいることになる。

優勝すれば1億円、じゃあそれ以外は?KEIRINグランプリ2022

2022年は7人が1億円達成

2022年に年間獲得賞金額が1億円を超えた選手は7人。

1位は脇本雄太。『KEIRINグランプリ2022』で優勝し、年間獲得賞金は史上最多の3億円を突破。競輪の歴史に名を刻む「賞金王」となった。

2022年に2億円以上を達成したのは脇本のみで、その他同じく『KEIRINグランプリ2022』に出場した6人が1億円台を達成した。

参照:KEIRIN.jp>ランキング>獲得賞金

2022年獲得賞金 1億円達成者

順位 選手名 獲得賞金額
1位 脇本雄太 305,842,300円
2位 古性優作 164,437,300円
3位 松浦悠士 161,873,900円
4位 郡司浩平 128,883,600円
5位 佐藤慎太郎 112,247,200円
6位 守澤太志 106,545,900円
7位 平原康多 103,859,000円

脇本雄太が爆走 4度目の挑戦で遂に競輪界のトップへ/KEIRINグランプリ2022

賞金の主な内訳

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