佐藤慎太郎
福島、78期の佐藤慎太郎。2022年の賞金額ランキングは6位。昨年同様、出場メンバー最年長。年を1つ重ねる一方、賞金ランキングでは1つ順位を上げ、8度目のKEIRINグランプリ出場を決めた。
2022年で46歳となった佐藤は、30年近く昔・高校時代にはチームパシュート、400m速度競走、スプリントなどでインターハイや国体、東北総体に出場、上位入賞している。短距離種目・中長距離種目両方の経験者だ。
東京オリンピック前の2021年初旬には自転車トラック競技ナショナルチームの沖縄合宿に参加していた。世界レベルのトレーニングに食らいつくパワーを持つ、偉大なベテラン選手だ。
2022年の主な成績
たちあおい賞争奪戦(G3)
湘南ダービー(G3)
平原康多
埼玉、87期の平原康多。2022年はG3開催にて4度の優勝を飾り、賞金ランキング7位。
2000年にはジュニア世界選手権、ジュニアアジア選手権のスプリント種目に出場。自転車競技における「ジュニア」は17・18歳なので、高校時代に世界と戦った経験があるということになる。
2013年からS級S班に君臨し続けており、安定した力を持つ実力者だと言えよう。オールスター競輪のファン投票では、2年連続1位に輝いている。
2022年の主な成績
東日本発祥倉茂記念杯(G3)
水都大垣杯(G3)
大楠賞争奪戦(G3)
ふるさとカップ(G3)
※賞金ランキングや優勝数は2022年11月28日時点でのデータを採用
1億円、不動の1番車を手にするのは誰だ?
以上の9人が『KEIRINグランプリ2022』へ出場する予定。出場を果たせば2023年をS級S班として戦うことになる9人だ。
さらに優勝した選手には優勝賞金約1億円と、2023年の全レースで1番車を走る特権(義務)が与えられる。
2022年最後かつ最大のビックイベントをどうかお見逃しなく。
その他、開催地である平塚競輪場、当日のアクセスなど、『KEIRINグランプリ2022』シリーズに関する記事はコチラ。