新田祐大

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松浦悠士

広島、98期の松浦悠士。2022年はG2・G3で計5度の優勝を飾り、賞金ランキング2位。サマーナイトフェスティバルでは史上初の2連覇を達成した。

中学までは水泳をしていたが、高校にて自転車競技部に入部。インターハイにも出場しており、4km速度競走で8位の成績を残している。

「4km速度競走」は日本の高体連だけで行われている(2015年までは国体でも行われていた)トラック中長距離種目で、短距離種目である競輪とは随分毛色の違う種目だ。「特定の回数、ホームとバックを先頭で通過する」先頭責任と呼ばれるルールもあり、傍目から見るとなかなかややこしい。

中長距離種目をこなすスタミナがあり、走りながら考えることにも慣れている……と解釈できるかもしれない。

4km速度競走について詳しくはこちら

2022年の主な成績

サマーナイトフェスティバル(G2)
春日賞争覇選(G3)
桜花賞・海老澤清杯(G3)(同着優勝)
瑞峰立山賞争奪戦(G3)
長良川鵜飼カップ(G3)

松浦悠士が史上初の2連覇!2022年夜王の称号を獲得 第18回サマーナイトフェスティバル2022(G2)/7月19日玉野競輪場

郡司浩平

神奈川、99期の郡司浩平。2022年はG2・G3での優勝を重ね、賞金ランキングでは4位となり、自身4度目・4年連続のグランプリ出場を決めた。

甲子園の常連である横浜商業高校(Y高)の野球部出身。野球部引退後、競輪選手である父の影響もあり、卒業後競輪選手の道へ進んだ。川崎競輪場にはY高野球部出身の競輪選手が数人いるという。

余談だが、野球をやっていたことから小学校から高校までずっと坊主頭。野球部引退後も競輪学校(現:競輪選手養成所)に入学したため、またしばらく坊主だったらしい。

『KEIRINグランプリ2022』では、唯一の地元神奈川の選手として出場する(唯一の南関東地区でもある)。

2022年の主な成績

第38回共同通信社杯(G2)
和歌山グランプリ(G3)
桜花賞・海老澤清杯(G3)(同着優勝)
「火の国杯争奪戦」in久留米(G3)

守澤太志

秋田、96期の守澤太志。G3優勝を含む結果を残し賞金ランキングでは5位にランクイン。

中学時代はスキー、高校から自転車競技を開始。しかし自転車競技経験のある多くの競輪選手と異なり、守澤はロードやトラック競技の中長距離出身の選手。

高校3年時にインターハイのポイントレースで優勝し、大学時代はより長距離を走るロードレースでも活躍。インカレの個人ロードレースで優勝した実績も持っている。

2000人以上が凌ぎを削る競輪界で、毎年9人しか出場できないKEIRINグランプリ。その晴れ舞台へと脚質の異なる中長距離から駆け上がり、2022年で自身3度目の出場。初優勝を目指す。

詳しくご紹介した記事はこちら▼

中長距離から競輪選手2200人のトップ9にのし上がった男・守澤太志

2022年の主な成績

泗水杯争奪戦(G3)
全日本プロ選手権記念競輪(F2)

佐藤慎太郎

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