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ヤンググランプリの特別感って?
ヤンググランプリとは、デビュー3年以内の若手選手のみに出場権が与えられるレース。その中でも開催時S級在籍で、平均競走得点上位の選手が選出される。
だが例年夏に本デビューを迎える1年目の選手にとって、出場権を得ることは非常に困難。従って、「多くても2回しか出られないレース」「このメンバーで走ることは、この先そうそうない」という特別感がある。
出場者が得られる恩恵とは?
その他の制度上の観点からも、サマーナイトフェスティバル(G2)やウィナーズカップ(G2)では、「ヤンググランプリ の優勝者」や「ヤンググランプリ出走者」の項目が選考基準に含まれており、出場後も恩恵を受けられる大会となっている。
他にも「ヤンググランプリで活躍し、ファンの人気が上がる」ことで「オールスター競輪(G1)」への出場チャンスが増すことなども想定できる。
この恩恵については、今回2度目の出場を決めた寺崎浩平も2021年に行ったインタビューの中で語っている。
出場選手の将来に思いを馳せながら観戦し、または数年後「あの選手はあの時のヤンググランプリで…」と懐古するのも、1つのレースの楽しみ方だ。
年末はKEIRINグランプリへ!
本記事では「KEIRINグランプリ」の歴史や成り立ち、その特別感などについて簡単にご紹介してきた。
選手はもちろん、競輪場や賞金などについて深掘りすると、違ったドラマが垣間見えるかもしれない。競輪におけるそれぞれの頂点を決める「KEIRINグランプリシリーズ」は、競輪を観戦する上で自分の楽しみ方を見つける絶好のチャンス。
ぜひお見逃しなく、ご覧いただきたい。
その他、「ヤンググランプリ」についてはコチラ