2020年東京オリンピック 自転車トラック競技開催種目
・ケイリン
・オムニアム
・個人スプリント
・チームスプリント
・チームパシュート(団体追抜き)
・マディソン ※東京オリンピックで初採用
新シーズンを皮切りにオリンピック出場権争いが始まる
日本が出場枠を確保するためには、下記6つの大会でUCIポイントを獲得し、東京オリンピックへの切符を手にする必要がある。
- 2018-19トラック・ワールドカップ(複数開催地)
- 2019アジア大陸トラック選手権大会
- 2019トラック世界選手権大会(ポーランド・プルシュクフ)
- 2019-20トラック・ワールドカップ(複数開催地)
- 2020アジア大陸トラック選手権大会
- 2020トラック世界選手権大会(ドイツ・ベルリン)
出場枠の規定
男子は98名、女子は91名の合計189名の出場枠が設けられる。
各種目ごとの出場枠は、2020年3月9日までに最終版として出される「オリンピックトラックランキング」を基準に決定される。選考期間内の対象大会の成績によりポイントが加算され、ランキングへ反映される。
男子
チームスプリント:8チーム
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オリンピックランキング上位8チームへ対し、3名の出場枠が与えられる。種目の参加選手数は、8チーム×3名の合計24名。
個人スプリント、ケイリン
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ケイリン
- ランキング上位7チームに対し、個人スプリントとケイリンに1名ずつの出場枠が与えられる。
- 個人スプリントのランキング上位7チームは、個人スプリントの出場選手をケイリンにも出場させることが可能。(ケイリン出場枠のある選手を個人スプリントに出場させることも可能)
- チームスプリントの出場枠を持つ8チームには、個人スプリント&ケイリンに、それぞれ2名の選手が出場可能。
- 最大出場枠は30名。
チームパシュート(団体追い抜き)
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ランキング上位8チームに対し、4名の出場枠が与えられる。種目の最大選手数は、8チーム×4名の合計32名。
マディソン(1チーム2名)
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- ランキング上位8チームに、2名の出場枠が与えられる。
- チームパシュートで出場枠を確保している8チームも出場枠を確保できる。
- 最大参加チーム数は16チームとなる可能性がある。
オムニアム
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- ランキング上位12チームに1名の出場枠が与えられる。(ただしマディソンの出場枠がないチーム)
- マディソンの出場枠をランキングで確保している8チームには、1名の出場枠が与えられる。
- 最大選手数は合計20名。
女子
チームスプリント
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ランキング上位8チームに対し、2名の出場枠が与えられる。
個人スプリント、ケイリン
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個人スプリント
- ランキング上位7チームに対し、1名の出場枠が与えられる。
- 個人スプリントのランキング上位7チームは、個人スプリントの出場選手をケイリンにも出場させることができる。(ケイリンの出場枠を持つ選手は、個人スプリントに出場も可能)
- チームスプリントで出場枠を持つ8チームには、個人スプリント&ケイリンそれぞれ2名の出場枠が与えられる。
- 種目の最大選手数は合計30名。
チームパシュート(団体追抜き)
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- ランキング上位8チームに対し、4名の出場枠が与えられる。
- 種目の最大選手数は、8チーム各4名の合計32名。
マディソン
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- ランキング上位8チームに対し、2名の出場枠が与えられる。
- チームパシュートで出場枠を確保している8つのチームも出場枠を確保できる。
- 種目の最大参加チームは16チームになる可能性がある。
オムニアム
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- ランキング上位13位までのチームへ対し、1名の出場枠が与えられる。(ただしマディソンの出場枠がないチーム)
- マディソンのランキングによる出場枠を持つ8チームに対しても1名の出場枠が与えられる。
- 種目の最大選手数は合計21名。