例年「日本競輪選手養成所」では、約10ヶ月に及ぶ訓練が実施され、3月に卒業式が行われる。その後卒業生たちは、5月から実施されるルーキーシリーズにて競輪選手としてのデビューを果たす。

2022年も男子選手70人(121期)、女子選手19人(122期)が、競輪選手としての人生を新たに歩みだした。

では逆に、年間の引退者数はどうだろう。

本記事では、各年のデビュー者数と引退者数を比較し、毎年どれくらいの競輪選手が増えたり減ったり、もしくは変わらないのか、その推移を簡単にご紹介する。

「やりたいことが決まった」女王・高木真備の引退発表に小林優香「本当にカッコイイ」

2018年からは、ほぼ変わらず約90人がデビュー

山口拳矢/山口幸二, 第37回共同通信社杯G2 2021, 岐阜競輪

過去10年間のデビュー者数

デビュー年度 男子(期別) 女子(期別) 合計
2022年 70人(121期) 19人(122期) 89人
2021年 70人(119期) 21人(120期) 91人
2020年 72人(117期) 21人(118期) 93人
2019年 69人(115期) 21人(116期) 90人
2018年 68人(113期) 21人(114期) 89人
2017年 61人(111期) 17人(112期) 78人
2016年 50人(109期) 22人(110期) 72人
2015年 34人(107期) 15人(108期) 49人
2014年 36人(105期) 18人(106期) 54人
2013年 35人(103期) 18人(104期) 53人

過去のデビュー者数の推移を見てみると、男女合計50人ほどであった2013〜2015年から、2016・2017年では70人台に増え、2018年以降の5年間では一定して約90人となっていることがわかる。

女子のデビュー者数は毎年約20人と2013年以降変わらず、男子が2013年の35人から2018年以降の約70人に倍増した。

参照:Keirin.jp >検索/資料室>卒業期>現役選手のみ解除>検索

各年の引退者数は?

1/2 Page