2018年3月22日・23日に、伊東競輪場で行われた第113・114回日本競輪学校卒業記念レースで女子は在校成績1位の栁原真緒(福井)が接戦を制し、優勝した。
女子決勝、オリンピックを目指す栁原が接戦を制す
競争成績1位でレースに臨んだ柳原は7番佐藤水菜(神奈川)と6番豊岡英子(大阪)に続けざま内側に閉じ込められてしまい、我慢を強いられる展開に。最終周回の4コーナー回って4番手から一気に加速し、最後の直線で突っ込み1着でゴールした。インタビューでも、自分の中ではあまりない、耐えるレースだったと語った。
栁原真緒は1997年、福井県出身。陸上競技でオリンピックを目指していたが、自転車競技へ転向。2016年都道府県対抗自転車競技大会500mタイムトライアル、チームスプリントで2位。
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レース結果
1着 栁原真緒(福井)
2着 野本怜菜(埼玉)
3着 佐藤水菜(神奈川)
目標は脇本雄太選手
我慢が勝利に繋がる
決勝戦は自分から積極的に動こうと思っていましたが、最初は佐藤水菜生徒に、次は豊岡英子生徒に蓋をされて内に封じられる展開になりました。自分の中では、あれほど我慢を強いられるレースはありませんでした。
少し不安な気持ちもありましたが、しっかり我慢して、最後4コーナーから全力を出し尽くそうと考えました。1戦目の3着という結果も、自分への良い喝になりました。プレッシャーを気にせず、自分のレースができれば良いと思います。
目標は脇本雄太選手、そして五輪金メダル
デビュー後は、3年後ガールズケイリングランプリで優勝し、そして東京オリンピックも目指しながら、オリンピックで金メダルを獲ることが目標です。
目標の選手は、脇本雄太選手(福井/94期)です。自分のダッシュ力を活かした、かまし先行や捲りを主体とする選手になりたいです。