第2回ウィナーズカップ初日10Rのゴールの瞬間は、ひときわ大きな歓声が上がった。

三谷竜生(奈良/101期)が最後の直線で平原康多(埼玉/107期)と競り、差して1着を決めたのだ。最終4コーナーで平原が捲り先頭へ、そこで三谷は平原の番手につけていた諸橋愛(新潟/79期)とぶつかり合ったが競り勝ち、最後は平原康多を鋭く差してゴール。圧巻の走りをみせつけた。

以下、三谷竜生選手と平原康多選手のコメントだ。

先を読み、動き、勝負する

三谷竜生

三谷竜生

小川選手を超えたかったですが、合わされてしまいました。そこからはしっかり凌げたと思います。自分の仕掛けもしっかりとできましたが、もうちょっとですね。

2段駆けで来ることはわかっていました。平原さんは強いですし、その先を読んで動かないとしっかり勝負ができないので、その辺りは意識して走っていました。

今シーズン、ずっと調子が良いので、しっかり勝ち上がって結果を残せるように頑張ります。

レース中盤、小川真太郎選手(1番)を外から捲り始める三谷竜生選手(7番)

自分の力を出し切って終われるように

2周目からすごくハイピッチのレースになりました。思っていた通りに2段駆けになり、その上を超えて行けたので、状態は悪くないと思います。

(名古屋での落車と負傷による途中欠場を受けて)練習でも全く感覚にズレがなく、自分のスタイルで走ることができたので前回と変わっていません。明日はしっかりと自分の力を出し切って終われるようにレースを組み立てていきたいと思っています。

10R結果

車番 選手名 年齢 府県 期別 級班 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 7 三谷竜生 30 奈良 101 SS 11.8 差し
2 3 平原康多 35 埼玉 87 SS 1/4車輪 11.8 捲り
3 1 小川真太郎 25 徳島 107 S1 1車身 12.0 B
4 5 諸橋愛 40 新潟 79 SS 3/4車輪 11.8
5 2 稲川翔 33 大阪 90 S1 1/2車輪 11.8
6 4 中川誠一郎 38 熊本 85 S1 3/4車身 11.8
7 8 坂本健太郎 37 福岡 86 S1 3/4車輪 11.6
8 9 原田研太朗 27 徳島 98 S1 1車身 12.0
9 6 才迫開 26 広島 101 S2 大差 15.3 H

*その他のレース詳細はkeirin.jpでご確認ください。