2022年4月18日、豊橋競輪場にて『ジャパンカップ×HPCJC・中日スポーツ昇龍杯(F1)』がスタートした。この開催の収益の一部が自転車トラック競技ナショナルチームの活動を支える組織「HPCJC」の支援に充てられる。

初日7Rではガールズ予選が実施され、ナショナルチーム・チーム楽天Kドリームス所属の梅川風子が1着。12RではS級初日特別選抜が実施され、同じくナショナルチーム・チーム楽天Kドリームスの寺崎浩平が出場、2着となった。

本記事ではナショナルチームメンバー出場レースについてレポートする。

ガールズ予選 7R

車番 選手名 府県/期別
1 高橋梨香 埼玉/106期
2 中野咲 愛知/110期
3 門脇真由美 大阪/102期
4 梅川風子 東京/112期
5 下条未悠 富山/118期
6 新井美菜 埼玉/116期
7 太田瑛美 三重/120期

梅川は5番手の位置で残り1周半を迎える。3番手を陣取った下条が前の新井から大きく車間をあけ、臨戦態勢を取る。その下条が先頭に出たのは残り1周目前、梅川はそれに反応する。

残り1周で一旦太田の後ろ、3番手の位置で休んでから、再びスパート。先頭に躍り出た梅川には高橋、中野が続く。この3車が後ろを大きく引き離し、そのままの順番でフィニッシュした。

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 4 梅川風子 12.2 捲り B
2 1 高橋梨香 3/4車輪 12.2 マーク
3 2 中野咲 3/4車身 12.1
4 7 太田瑛美 5 車身 12.6
5 5 下条未悠 5 車身 13.1 H
6 6 新井美菜 1/2車輪 12.8
7 3 門脇真由美 2 車身 12.8

梅川風子レース後コメント

力まないようにと思ってたんですが、思ったより良くなかったかなと思います。明日ちゃんと修正して、修正できれば大丈夫だと思います。

Q:一旦休んで、というレース運びでしたが、休まないとキツいものですか?

そうですね、あと500メートル近くあるので。相手が流していればスッと前に出て自分も流す感じで先行ができるんですが、下条選手も流すというほど流してはいなかったし、休むスペースがあったので一回休んで、という感じでした。

Q:今日のレースの満足度はどれくらい?

40%くらい。「自分がもっと良い時」がどんなものなのかわかってるし、疲れを結構抜いてきてるので、その分もうちょっと良くてもいいかなと思います。思ったよりは残念ですね。

Q:明日は何パーセントを目指しますか?

せめて7割くらいは達成できる走りがしたいですね。

12R S級初日特別選抜

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