レースレポート

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優勝・古性優作選手共同記者会見インタビュー

Q:優勝おめでとうございます。

ありがとうございます。

Q:レースを振り返っていかがですか?

新田さんと太田くんどちらがスタートを取るかわからないなと思っていたのですが、太田くんが取った形でした。新田さんが動いてレースが回るかなと思ったんですが、自分でも想定外の展開でした。

Q:最後は難しかった?

そうですね。1センター(1コーナーと2コーナーの間)くらいで仕掛けられたら理想だったのですが、太田くんの出足が凄すぎて、全然最初追い付かなかったので、かなり強かったです。

Q:2センター(3コーナーと4コーナーの間)を過ぎると2番手の松浦選手が有利でしたが、そこからはどのような判断を?

松浦悠士

あのかかりで新田さんが来るとは思っていませんでした。強すぎてビックリしましたし、松浦が来るまでは余裕があったので「どんだけ強いねん」と思いましたね。

Q:一瞬の隙をついて出た形でした。

咄嗟の判断でしたが、あそこしかなかったかなと思います。

Q:フィニッシュは横並びでしたが、自分が1着だったのはわかりましたか?

はい。

Q:グランプリ優勝後初めてのG1。あまり調子が良くないといったことも話されていましたが。

そうですね。いつも通りの調整ができなかったですし、ちょっと体調面に不安のある状態でした。しっくりきてない部分を気持ちでカバーできたのかなと思います。

Q:2021年の最優秀選手を受賞。そこから初めてのG1でもありました。

そんな素晴らしい賞をいただけると思っていませんでしたし、自覚もそこまでできていませんでした。でも今回はS級S班ですし1番車ですし、責任感を持ってしっかり走ろうと思いました。一番最初にグランプリ出場を決められて、ホッとしています。

Q:2021年8月のオールスター競輪(G1)優勝と、今回の優勝。気持ちに違いはありましたか?

オールスターは喉から手が出るほど欲しいタイトルでした。KEIRINグランプリは自力で獲って……自分の脚力は変わっていないのに、お客さんからの期待、オッズの変化はとても感じています。それを力に変えてしっかり自信を持ってレースが出来たことが、違いだと思います。

Q:ここからKEIRINグランプリまでどのように戦っていきますか?

先にグランプリ出場権を獲得できましたが、気を抜かずにもっとたくさん(勝利を)獲れるよう頑張っていきます。レース内容的にも満足はしていません。良かったのは結果だけです。「レース内容も結果も最高」と言えるようなタテ脚を磨いて行きたいと思います。

Q:最後に、ファンの皆様に一言。

4日間、応援ありがとうございました。これからも応援してもらえるように頑張りたいと思います。

新田祐大選手インタビュー

Q:レースのポイントは?

深谷選手の動きも気になっていましたが、太田選手が力強い仕掛けをしました。自分もここだと思ったタイミングで仕掛けたのですが、思ったようなスピード域に到達するまでに時間が掛かってしまいました。そこからの自分の自転車の伸びと、そのタイミングで松浦選手が前に行っていたので、届くか?といった感じでした。

深谷知広

Q:最後は古性選手が内側から来ましたが?

最後は自分が失速していた中で古性選手の方にスピードがありました。松浦選手は抜けるかと思いましたが、ハンドル投げで届かなかったです。

Q:この開催を振り返って?

初日のコンディションは凄く良かった中で、結果に繋がらなかったということが自分の中で悔しかったですが、それ以外のレースに関しては結構良い感じでレースを運べたと思います。

ナショナルチームレースレポート

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