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中長距離選手が競輪に
123回生として入所するメンバーの中には「ロードから短距離に転向」した候補生も。沖縄県の成海大聖(ナルミタイセイ)もその1人で、2021年の全日本大学対抗選手権大会(インカレ)ではタンデムスプリントで3位入賞している。
大学生の傍らロードチームに所属していた選手としては、山梨県の依田翔大(ヨダショウタ)候補生が挙げられる。2020年シーズンのTeamUKYOに所属しつつ日本大学の自転車競技部に在籍し、2020年の全日本個人学生ロードレース 大会では優勝を果たしている。
様々な境遇から来た候補生たち
幅広い脚質、境遇から合格を決めた第123回選手候補生。
2022年S級S班の守澤太志、ナショナルチーム所属の橋本英也、窪木一茂など、学生時代は中長距離種目やロードレースを中心に走っていた選手が競輪選手としても活躍する姿が多くなっている。
またチームブリヂストンサイクリングに所属している近谷涼も、121回生として競輪選手養成所を卒業した。
123回生の入所は2022年5月、デビューは2023年。候補生たちのこれからの活躍に期待したい。