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決勝
最終日の決勝も7番車、オレンジ色での出走となった太田。
レースは残り2周のペーサー退避と共に動きだす。
先頭で走る太田をかわして位置を上げていくのは、1期上の松本憲斗。ラインを引き連れて位置を上げていくが、直後に太田がスピードを上げてライン間を分断しながら再び先頭へと位置を上げる。
残り1周半からは後方にいた近藤翔馬が加速して位置を上げていくが、先頭の太田に並びかけられずに、2番手の松本と並走する形となる。
最終周回に入っても先頭はスピードが落ちない太田。
そのまま力強い走りで押し切って1着でフィニッシュラインへと飛び込み、見事にデビュー戦を完全勝利で飾った。2着は近藤、3着は松本。太田は3日連続のオレンジ色のジャージで快勝し、スプリント帝国オランダの選手を彷彿させるかのような走りを見せた。
次回は1月29~31日、別府でのレースに出走予定となっている。