太田海也「一生で一番良い時間を過ごせた」
早期卒業ということで色々な課題がありましたが、ひとつひとつクリアしていきました。たくさんの人の手を借りてこの立場に立てて、自信につながりましたし、これからの力にしていきたいと思います。
Q:養成所生活はいかがでしたか?
とても楽しかったです。一生で一番良い時間を過ごせたと思います。同じ志を持った仲間たちと一緒に過ごすことで、気づかなかったことに気づけたし、他のみんなの在り方もとても勉強になりました。1日1日成長することができていたと思います。
Q:養成所生活で一番辛かったことは?
早期卒業に向けた勉強です。一番辛くて……苦しかった……練習以外の時間で毎日3時間くらい勉強する、それが2ヶ月くらい続きました。合格できてよかったです。
Q:自転車競技未経験からの早期卒業となりました。
自転車競技にも最後に少し触れてみて(全日本トラックに出場)、やっぱりスピードが好きなんだなと再確認しました。今まで味わったことのないスピード域で戦うことに魅力を感じましたし、誰にも出せないスピードを出せるよう向き合っていきたいと思います。
Q:全日本トラックでは落車してしまいましたが。
落車は今回が初めてでした。「落車はこんなものか」と経験できて、よかったと思います。
Q:全日本トラックはどうでしたか?
楽しかったです。日本トップの選手たちと戦えて、自分の実力がどの程度なのか、どれくらい足りないのかを理解することができました。ここで得たことを取り込んでいきたいです。
Q:競技とは今後どのように付き合っていきますか?
競技にも取り組んでいきます。ナショナルチームに参加し、世界選手権に出られるくらいのレベルまで成長したいです。
Q:特に興味のある種目は?
まだわからないことだらけですので、与えられたところで活躍していきたいです。
Q:外に出て、まず食べたいものは?
焼肉食べたいです!
Q:クリスマス目前ですが、サンタさんに何をお願いしますか?
鎖骨が早く引っ付きますように、と……(笑)
Q:デビューに向けての意気込み、抱負をお願いします。
まずは怪我を治すことに専念します。お客様に少しでも信頼されるような、強い選手を目指します。成長を見守っていただければと思います。まずは18連勝してS級に上がること。そして自力で決勝進出できる選手になることが目標です。
Q:最後にファンの方々に一言お願いします。
デビュー戦から喜んでもらえるような走りをするつもりです。今後も成長していく姿を見ていただき、応援していただきたいと思います。
瀧澤正光所長
Q:これからの日本の自転車界を代表して、国際大会で活躍する2人にメッセージをお願いします。
今は世代交代の時期だと思います。このチャンスを大いに活かして、日本のトップレーサーから世界のトップレーサーへと這い上がっていただきたいです。