ガールズグランプリ前日各選手意気込み

2/2 Page

小林莉子

Q:前夜祭での衣装、可愛いですね!

ありがとうございます!4番車なので、青の蝶ネクタイにしてみました。

Q:今年1年の中で一番思い出深いレースを教えてください。

サマーナイトフェスティバルの決勝戦ですね。負けてしまったんですが、自分がステップアップするために学ぶものが多いレースだったと思います。今年で10年目で、雰囲気にのまれないことには自信があったんです。でもフィニッシュ前に「優勝できるかもしれない」と思って、いつもと違う踏み方になってしまって……そこがダメでしたね。

Q:それは「欲が出た」みたいなことでしょうか?

「焦りが出た」の方が大きいですね。グランプリはそうならないよう気をつけます。

Q:では2021年の前半、夏までを100点満点でいうと?

6〜70点ですね。課題としてきたものが達成できなかったので。後半はちょっと調子を崩してしまったので、40点くらいですね。競走間隔が詰まってきた時の、調整の仕方が下手なんだなと感じました。

Q:共同記者会見で「バイクを買う」とおっしゃっていましたが、どの車種とか決まってらっしゃるんですか?

「これがいい」というのは決まってるんですが、コロナの影響でなかなか日本に入ってこなくて……手に入るかどうかわからないので、今は秘密で(笑)

Q:グランプリの意気込みを教えてください。

自分のスタイルは「勝負権のある位置をとって、差す」だと思っています。まず勝負権のある位置を取ることが大事だと思うので、それは絶対にクリアしたいです。また、デビュー戦で優勝した車番が4番車だったので、縁起の良い車番だと思います。自分がグランプリで優勝したのは10年前。優勝したら大穴を開けられると思うので、狙ってがんばります。

高木真備

Q:今年1年で一番思い出深いレースはなんですか?

正直、今年は良いとこなしの1年だったなって。グランプリをその「良いレース」にしたいですね。小さいレースでは勝てていたのですが、大きなレースでは勝てませんでした。

Q:今年の前半、夏までを100点満点でいうと?

え〜、50点!大崩れすることなくコンスタントに優勝することはできていたのですが、大事なビッグレースは勝てなかったので、半分の50点です。

後半も50点ですね。ガールズグランプリに出場できるかどうか瀬戸際の賞金ランキングにいて、負けられない状況で走りきれたのは良かったと思います。でもやっぱりビッグレースでの活躍はできなかったので、50点。

Q:賞金ランキングでなかなか上に上がれないのは、プレッシャーでしたか?

女子の場合はランキングが僅差なので、1着か2着かで大きく変わってきてしまいます。1走1走落とせない、緊張感がありました。

Q:では、グランプリで「これだけはクリアしたい」と思うことを教えてください。

私の競輪人生における最大目標というか、「グランプリで勝つまでは辞められない」と思っている部分があります。優勝以外は、正直全部同じです。

Q:優勝したら満足して辞めちゃいます?

それはないですけど(笑)とりあえず辞める時になったら悔いなく辞めることはできるでしょうね。競輪学校卒業の時に目標を立てる授業があったんですが、その時に「25歳までに賞金女王になる」と目標を立てたんです。もう27歳になってしまいましたが、そこはしっかり達成したいと持っています。

Q:記者会見では「強気でなんでもやる走り」とおっしゃっていました。

みんなが勝ちに行くレースなので、並走、先行、捲る、いろんな展開があり得ると思います。どんな展開になっても怯まないで、絶対に負けないという気持ちを見せたいです。

Q:5番車で挑むこととなります。

3年前と同じバンクで同じ車番というのは、すごい偶然だと思います。リベンジだと思って挑みます。

Q:ファンの方へメッセージをお願いします。

今年1年たくさん応援していただいたおかげで、この舞台に乗ることができました。しっかり優勝して恩返しできればと思います。応援よろしくお願いします。優勝以外は全部同じだと思っていますので、なんでもやるつもりで走ります。

尾方真生

尾方真生 ,KEIRINグランプリ2021 前検, 静岡競輪場

Q:デビューしてここまでの走り、自分としてはどれくらい満足していますか?

まだまだ満足していないです。決勝でもっと思い切ったレースをできるようになりたいですね。最近は勝ちにこだわって仕掛けが遅いことがあるので、もっと早い仕掛けで勝っていくことが目標です。

Q:共同記者会見でも「思い切った走りをしたい」と何度かおっしゃっていましたね。

1年で一番大きなレースですから、ここで思い切った走りをできれば、今後にもつながるかなと思います。

Q:初出場ですのでチャレンジャーの気持ちで挑む部分も多いと思いますが、現時点(共同記者会見)ではどんな気持ちですか?

今は「楽しみ」の方が強いです。普段のレースでも、大きいレースでは本番が近づくにつれ緊張より「楽しもう」という気持ちが強くなります。大きいレースほど姉弟子も多いので、その安心感もあると思います。

Q:今年1番印象に残ったレースはなんですか?

フレッシュクイーンです。同期に負けたくない、という思いがあったし、調子もすごく良かったんですが、仕掛けどころが早すぎて差されてしまいました。デビューして一番悔しかったレースです。

Q:グランプリ、もちろん優勝を目指すとは思いますが、それは前提として「これだけはクリアしたい」と思うことはなんですか?

この間、中野浩一さんともお話ししたんですが、出るだけで終わらずに、存在を残すようなレースをできたら良いなと思います。

Q:ファンの皆さんへのメッセージをお願いします

しっかり悔いのないレースができるよう、頑張りたいと思います。思いっきり走りたいです。

坂口楓華

Q:今年1年で一番思い出深いレースを教えてください。

8月の岸和田のレースです。相手が同い年の強い相手だったのですが、自分の力でしっかり長い距離を踏んで勝てました。普段から自力ですが、ここまで踏み合ったレースは印象深いです。

Q:今年の前半、夏くらいまでを100点満点でいうと?

1年間を通してまだ満足していないので、点数はつけられません。もっと高いところを目指していて、自分はまだまだだと思っています。成長したい気持ちが常にあります。

Q:もしガールズグランプリで優勝したら、どれくらい満足できますか?

満足はできないですね。嬉しいことは嬉しいと思いますが……

Q:じゃあ、ガールズケイリン引退までに達成したいことは?

全場制覇です!

坂口楓華, KEIRINグランプリ2021共同記者会見

Q:最後に意気込みをお願いします。

しっかり悔いの残らないレースをできるよう、がんばります。特に作戦は決めず、いつも通りでやります。