人生にモテ期は無い?!意外な事実

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練習には参加したいけれど、きっと召集はされない

Q:伊豆はナショナルチームの拠点でもありますが、ブノワ体制になってから変化は感じました?入りたいと思った事は?

ブノワ(・ベトゥ)コーチが来てから色んな事が変わったと思います。こちらの競輪に影響があるぐらい、練習方法やレースのスピードが変化しました。そういうトレーニングができているナショナルチームを羨ましいと思います。

どんな練習をしてるか、どの程度なのか、練習に参加してみたいなとは思うんですけど、僕は練習すっごく弱いので、召集されることはないかと……残念ですね。

Q:聞いた練習方法を取り入れたり、守澤選手のやり方に変化はありますか?

今は渡邉一成(元ナショナルチームメンバー)さんと一緒に練習させてもらっているのですが、ナショナルの方法を取り入れた練習も行っています。

渡邉一成

渡邉一成

確実に身に付いているし、ナショナルとは違いますが、自分でも自転車の操縦方法や身体の使い方を考えたりしているので、それが良い方向に向かってきたのかなと。

実際は一成さんが強すぎて、前後の交代もできずに後ろに付いてるだけですけどね(笑)

僕はすぐ人に捲られるし、「練習ではA級2班」と言われています。

Q:肉体的に強い訳では無く、レースが上手いからここまでこれた、ということでしょうか?

肉体能力はかなり低いと思います。高めるための練習はしているんですけど、並以下です。

Q:レースでいつの間にか守澤選手が前にいて「あれ?」と思う事が結構あります。

競技だと僕にチャンスはないですが、競輪だから大丈夫という部分はあります。

ここまで守澤選手の正体に迫るインタビューをさせていただいた。

良い意味で自然体な守澤選手だからこそのレーススタイルを確立している。その守澤選手が出場するKEIRINグランプリ2021は12月30日に行われる。守澤選手ならではのレースに期待したい。