プロトン屈指のテクニシャン

ジュニア時代に鍛えたオフロードスキルをロードレースでも活かしながら様々なスタイルで勝利を量産し、そのスキルを披露している。

集団スプリント時、アシスト不在ながらもスプリンターと肩を並べたり…

ゴール前のハイスピードな落車も難なく避けるテクニックの持ち主。

参考: inCycle

持ち前のテクニックを生かしたパフォーマンスを披露するのも人気の内の一つ。

また、2015年ツール・ド・フランス第16ステージでは先頭を捕らえる為にコーナースレスレのハイスピードダウンヒルを披露。後ろの選手が付き切れするほどのテクニックとスピードはまさにハイクラス。

主要レースでの成績一覧

レース名
UCIロードレース世界選手権 2015,16,17年(3連覇)
UECロードレースヨーロッパ選手権 2016年
ツール・ド・フランス
-区間11勝
-ポイント賞1位
2012,13,16,17,18年
2012,13,14,15,16,18年
ブエルタ・ア・エスパーニャ
-区間4勝
2011,15年
パリ〜ルーべ 2018年
ツール・デ・フランドル 2016年
ヘント〜ウェブルヘム 2013,16,18年
スロバキアナショナル選手権
-ロードレース
-個人タイムトライアル
2011,12,13,14,15,18年
2015年
ツアーダウンアンダー
-区間2勝
-ポイント賞
2018,19年
2018年
ツールドスイス
-区間16勝
-ポイント賞
2011,12,13,14,15,16,17,18年2012,13,14,15,17,18年
ツアーオブカリフォルニア
-区間16勝
-総合優勝
-ポイント賞
2010,11,12,13,14,15,16,17年
2015年
2010,11,1213,14,16,17年
パリ〜ニース
-区間2勝
2010年

パンチャーらしくクラシックレースでの勝利や多くのビッグレースでポイント賞を獲得するだけでなく、中位クラスのステージレースでは総合優勝を果たすなどオールラウンドな一面も備えており、プロとしての総勝利数は100勝を超えている。

期待のルーキーからスターへ

かつて「ターミネーター」と呼ばれたお茶目な少年は着々と経験を積んでいき、今や徹底的なマークを物ともせずにトップ選手としてリザルトを残し続けている。

いよいよ幕開けとなる春のクラシックレースや、開催まで半年を切っているツールドフランス。今年はどのようなパフォーマンスを魅せ、自転車界を魅了させるのか。