2021年10月20日より、フランスのルーベで開催された『2021世界選手権トラック』。この大会には自転車トラックナショナルチームから、パリを目指す若手世代が出陣。佐藤水菜選手が女子ケイリンで銀メダルを獲得するなど、手応えのある大会となった。

この大会に出場した1人である、寺崎浩平選手。直前インタビュー取材の際に「帰国後に『俺の初めての海外』レポお願いできます?」「いいですよ(笑)」と言質をいただいていたMore CADENCEは、お約束通りレポートを依頼した。

寺崎選手の目線から語られるフランスの様子、大会前の過ごし方、そしてレース当日の心境。他では聞けない裏話、ぜひお楽しみください。

世界選手権

Men's Team Sprint / 2021 Track Cycling World Championships, Roubaix, 寺崎浩平(JPN)

この秋10月20日から24日までフランスで行われた、世界選手権に参加しました。遠征期間は10月13日から26日までの約2週間。

出場種目はチームスプリントとスプリント。
日本とフランスの時差は-7時間。飛行機で12時間のフライトでした。人生で初めての海外遠征だったので、時差ボケや食事、日本との環境の違い等に不安はありました。

印象

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