ドライコンディションを制したのは?/JCXシリーズ第11戦 愛知牧場

愛知牧場

引用: JCF

シクロクロス’18-’19シーズン、JCXシリーズ第11戦が1月13日(日曜日)愛知県日進市にある愛知牧場で行われた。

カラカラのコース、苦しめられるライダー達

しばらく降雨がないため、2.8kmの周回コースは完全にドライコンディション。最高カテゴリー男子エリートのスタートでは乾燥した空気と相まって、選手達が通過すると舞い上がった土埃で完全に視界が奪われるほどだった。

 

愛知牧場

引用: JCF

各協賛ブース、フードサービス、そしてダブルピットがあるメインエリアを中心に牧場の丘を上下に分けられた。レイアウトのコースは常に登っているか、下っている状態に設定された。

途中十字架に向かって登る階段や、コーナーにできた轍がそのままカチカチに固まった箇所があり、一部の選手を苦しめた。またメインエリアには4連のコブがあり、面で飛ばされて転倒し、何名かの選手が負傷してしまった。

前田公平VS沢田時

沢田時(TEAM BRIDGESTONE Cycling)のホールショットでスタートした男子エリート、全日本チャンピオンの前田公平(弱虫ペダルサイクリングチーム)が沢田からトップを奪うと一気に引き離しにかかる。

沢田が単独で追い、その後ろに小坂光(宇都宮ブリッツェン)、丸山厚(チームリドレー)、中里仁(Speedvagen Family Racing)、竹内遼(FUKAYA RACING)など数人のパックが追う。

追走パックから竹内が飛び出し沢田にジョイン。そこから2位パックが出来上がり、2周目には1周目のオーバーペースから一旦ペースを落とした前田に追いつき3人の先頭集団ができた。しかし、再び前田がアタックをして単独でトップを走る。

追走グループから沢田、竹内のパックに小坂がブリッジして3人により激しい表彰台争いが展開された。8周目、メインエリアに戻ってきた小坂は杭に接触して転倒し2人に遅れをとる。

引用: JCF

大きくリードした前田は最終周ジャンプを決めるなど余裕の走りを見せ、ワンハンドウィリーでゴール。沢田、竹内の2位争いは竹内がアタックしたが振り切れず、反対に沢田がアタックを成功させ2位に。竹内は3位となり今シーズンJCXで初の表彰台となった。

引用: JCF

男子エリート、レース結果

1位: 前田公平 (弱虫ペダルサイクリングチーム) 0:58:22.9

2位: 沢田時 (TEAM BRIDGESTONE Cycling) +0:17

3位: 竹内遼 (FUKAYA RACING) +0:22

(9LAP)

圧巻の今井美穂

続いて行われた女子エリートは今井美穂(CO2bicycle)がホールショットを決めるとゴールまで単独となり圧巻の勝利。

引用: JCF

今井を追ったのは宮内佐季子(Club La.sista Offroad Team)と赤松綾(SimWorks CX Racing)。しかしスタートで出遅れ後方からの追い上げとなった唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム)が徐々に順位をあげ宮内をキャッチ。

今井を追うがその差は広がることも縮むこともなく唐見が2位。宮内が3位となった。

引用: JCF

女子エリート、レース結果

1位: 今井美穂 (CO2bicycle) 0:45:04.0

2位: 唐見実世子(弱虫ペダルサイクリングチーム) +0:43

3位: 宮内佐季子 (Club La.sista Offroad Team) +1:22

(6LAP)

シーズン最終戦とランク争い

’18-’19シーズンのJCXシリーズは次戦2月10日の前橋ラウンドが最終戦となる。

今回のレースでシリーズランキング首位の小坂と2位の前田のポイント差が僅差になり、最終戦での決着となるのが濃厚となった。

TEXT: JCF

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