初めての愛車はエスクード

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自分への誕生日プレゼントで憧れを実現

「23歳の誕生日の、自分へのプレゼントとして購入しました。

以前からFJクルーザーに乗りたいと思っていましたが、あんなに大きな車を運転する自信がありませんでしたし、高いし、びびって買えませんでした。ボディーは大きいのに、目がまん丸で可愛い顔をしているんですよ。いかついのに顔が可愛くて、ずっと欲しいと思っていました。

競輪学校に入る前から、運転できるようになったらあの車に乗りたいと思っていて。エスクードを購入するタイミングでFJクルーザーも見ましたが、高過ぎてやめました」

FJクルーザーの販売当時の新車価格は、約350万円。しかし非常に人気が高く、プレミアム価格で取引されており、2023年現在も程度が良い個体は500万円を超える価格が付けられている。

太田りゆが購入した当時もタマ数は少なく、探すのに苦労した。そして運命の出会いを果たす。

「どうしてもFJクルーザーに乗りたくて、探し回りました。そして試乗車としてまだオーナーが付いていなかった”あの子”を見つけたんです。

日本仕様だと、ルーフは必ず白。『ボディはブラックで、ルーフは白』だと私が欲しいと思うイメージと違っていて、悩みに悩んだ結果、塗ろう!と決断。購入時に黒く塗ってもらいました。

あとは車検に通る範囲でリフトアップし、タイヤもインチアップしてもらいました。そうしたカスタマイズ費用も含め、購入金額は約500万円ほどです」

23歳で500万円の車を買うことは、一般的になかなか難しい。

「エスクードを買った時にも、1〜2年後にはFJクルーザーを買おうと思っていました。ただ私には車以外に、家族や競技など他の優先すべきこともあり、それらをクリアしてからFJクルーザーを買うぞ!と考えてもいました。でも想像よりは早く購入することができましたね」

価値はお金だけじゃない

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