2021年7月29日、有明で実施予定のBMXレーシング。男子種目にはトラック競技とBMXの二刀流でUCI(世界自転車競技連合)のホームぺージにも特集が組まれたこともある、長迫吉拓が日本代表として出場する。
初めてオリンピックに出場したのは2016のリオデジャネイロ大会。勝ちあがることができずに、その経験からトラック競技との両立を図った唯一無二の存在。 初のオリンピックから5年の歳月を経た長迫が、再び日の丸を背負い挑む東京オリンピック。直前の想いを語る。
※インタビューは6月28日、オンラインにて実施
過去最高の仕上がり
Q:本番までおよそ1ヶ月。仕上がり具合はどうでしょう?
結構良い感じです。
自作ラテアートin選手村☺️ #Olympics2020 pic.twitter.com/GjhpDuLzQ9
— Yoshi Nagasako (@YOSHITAKING993) July 24, 2021
※記事公開現在は選手村で来る時に備えている
2月の終わりくらいに腰のけがをして、1か月以上実戦から離れていたのですが、今は過去最高の仕上がりになっていると言えます。「本番でどうなるか」の部分はありますが、今はフィジカル的にもメンタル的にも良い状態。これからは毎日ベストを尽くして、高いパフォーマンスをキープしていくことがオリンピックまでの目標です。
Q:これからの予定は?
これからオランダで最終調整、23日に日本到着といった予定です。
※スイスからオンラインインタビューにご対応いただいた
自分は日本に入る1週間前くらいから時差調整し、日本に入っても忙しくすることで、夜にきちんと眠るようにするつもりです。眠りたいのに眠れないのは厳しいですから。
Q:他の選手、欧州やアメリカの選手は苦しむところですが、勝手知ったる土地だからこそのアドバンテージがあるということですね?
いや、正直あまり関係ないと思います(笑)
Q:えっ?じゃあ今、なぜ時差ボケの話を?
自分が時差ボケに弱いから頑張るって話です(笑)