徐々に増したプレッシャー
Q:リオ後に自転車を始めたグロ選手にとって、最初はプレッシャーを感じていなかったと思いますが、やはり徐々に結果を出していく中でプレッシャーを感じ始めたという事ですか?
最初の頃は全くプレッシャーを感じていませんでした。
エリートクラスへ上がり、ワールドカップでメダルを獲得してからは、プレッシャーが大きくなっていきました。
今はメンタルトレーニングも行っているため、プレッシャーとの付き合い方は徐々に良くなってきています。それでもプレッシャーは掛かるので、その時はとにかく目の前のレースへ集中すること、後悔しないことを考えます。あとは自分の能力を信じ、コーチやスタッフを信頼し挑むのみですね。
自転車選手はまだラッキー・・・
Q:ずーっと前にインタビューした際、運転免許を取る途中だと話していましたが、運転免許は取った?
はい。1年前にやっと取りましたよ(笑)それで2019年の来日時は日本でも運転できると思ったけど、手続きが色々と大変で・・・結局国際免許が取れず日本では運転することなく終わりました。悲しかったですね。
Q:ではフランスでは車に乗っている?
はい。一人暮らしを始めたので、ベロドロームへトレーニングに行く用に車が欲しくて買いました。車の中で音楽を聴いている時はとてもハッピーですね。
Q:因みにどんな車を?
最新のフォルクスワーゲン ポロです。とても良い車ですよ。車は今パリに置いてきて実家に戻ってきています。実家の街は完全にロックダウンされているので、車があろうと無かろうと関係ないですけどね。
Q:送ってもらった写真だとかなり実家は広く、家でのトレーニングに困らないような・・・・・
こんな感じです。
自転車は外に置けるし、ジムも作ることが出来たし、とても素敵な場所で、とてもラッキーだと思っています。このような環境が無い人もいる中で、私は恵まれていると感じています。トラック上でのトレーニング以外は全部行えています。
これは私の考えですが、この状況下で自転車選手は他の競技に比べてラッキーだと思います。私には水泳選手の友達がいますが、家で水泳のトレーニングは出来ない状況なので・・・・・。