【世界のロックダウン・フランス】「自分はメダル候補じゃないと思っていた」マチルド・グロ

マチルド・グロ Mathilde Gros ロックダウンインタビュー

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各国は今どの様な状況なのか?世界の自転車トラック競技、トップ選手へオンラインインタビューを実施。第4弾はのフランスの若手であり女子短距離のエース、マチルド・グロ選手。

※インタビューは4月16日に実施しており、記事公開時点で状況が異なる場合もあります。

ソロライドすら禁止されているフランス

Q:周りは大丈夫?

今のところ私の周りは大丈夫。ありがとう。

Q:ロックダウンされてから、このような取材は受けた?

ロックダウンが始まってから、いくつか取材を受けました。既に4週間が経ち、更に4週間の延長が必要と言われています。計2か月となりますが、危機的な状況だから仕方ないですね。

Q:実際どれだけ厳しく規制されていますか?

生活必需品を買いに行くことは可能だけど、他はほとんどダメです。

今は実家で両親と弟と妹の5人で暮らしています。両親も今は働くことが出来ないし、外に行く場合には特別許可証に時間を記載して出なければいけません。許可証に書いてあることを破った場合、罰金。回数が重なれば逮捕されてしまいます。

マチルド・グロ Mathilde Gros ロックダウンインタビュー

Q:他の国はロードバイクで外に出ることが可能だけど、フランスではダメだよね?

それは無理ですね。

「病院がコロナ患者で大変な時に、趣味で自転車に乗る人が怪我をして来ることなどあってはならない」と政府が言っています。

自宅から1km以内を1時間だけなら、歩くことや走ったりすることは出来ますが、ロードバイクはダメです。でも本当にたくさんの方々が亡くなっている状況なので、仕方のないことだと思います。

年配の方々はリスクが高いということなので、私の祖父母には「絶対に外に出ないで」と伝えています。私や両親が食料の買い出しへ行く時に、祖父母の分も買って行くようにしています。買い物をした物も、祖父母の家の庭へ置いて行き、私たちが遠くに行ってから回収するようにしてもらっています。

祖父母は私たちの家から1分の所に住んでいますが、ロックダウンが始まってから1度も会っていません。自分がもしウイルスを持っていたらと思うと、会いには行けませんから。

Q:今いる町で感染者は出ている?

全体で700人程度しか居ない凄く小さな町だけど、今のところ誰も感染していないと聞いています。でも車で10分も行けば大きな都市があり、そこでは感染者が出ています。だから買い物に行く時にはマスクとグローブを着け、帰って来たらすぐに捨て、着ていた服は着替える、といった衛生管理を徹底しています。

マチルド・グロ Mathilde Gros ロックダウンインタビュー

本当に長い間、この家から離れていた

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