金メダルは必須
Q:ワールドカップの目標、世界選手権をどう見ていますか?
昨シーズンは最終第6戦のワールドカップを銀メダルで終えているので、もちろんその結果を超えるという意味でも、日本人選手でトップを獲るという意味でも金メダルが必須だと思っています。
世界選手権は一昨年銀メダル、去年は失格で終わっているので、そうですね・・・・・・悔しい思いがあるのでしっかりメダル獲得を目指したいと思います。
Q:たしかに去年は納得いかない終わり方でしたよね
力を出し切れずに終わってしまったという感じがありましたし、もう少し組み立て自体も上手く出来たしというところだったので・・・・・力が足りないわけではなかったので、そこが一番悔しい部分でした。
Q:東京オリンピックが近づいていますが、緊張は?
オリンピックが近づくにつれて緊張とリラックスする時の間隔が狭くなってくるというか、どっちも交互来るような感じです。でも大会の時はいつもそうなるので、きちんと受け入れてレースに臨もうと思っています。
Q:最大のライバルは国内?国外?
何を勝ちとするのかということになりますが・・・・オリンピックに出場するということで言えば対日本人選手になりますし、レースになると日本人選手だけを意識していてもダメなので、レースに勝とうと思ったら全ての選手がライバルになってくると思います。
Q:出場しなかったワールドカップの第1、第2戦は見ましたか?
はい。ブフリの先行だったり、ラブレイセンは強烈な捲くりで勝ってしまうという、トルクもスピードも加速力も凄いなというイメージです。
Q:ケイリンの形が少し変わってきているように思いませんか?
日本のケイリンに近いというか、ちょっとそういう要素が入ってきているかなと思いますね。
Q:短期登録で日本の競輪へ参加する選手が多いですからね
ブフリだったり、ドミトリエフだったりは、位置を取って、自分がどこにいるか確認して、そこから仕掛けて、今までにない日本っぽさがあると思います。
Q:では走り易くなってきた?
人によるのではないでしょうか?しっかり位置をとって自分のタイミングで仕掛けられる人が勝つというイメージなので、タイミングと勇気が必要だと思います。
Q:最後に東京オリンピックは河端選手にとって?
うーん、ボランティアの人たちが暑さで大丈夫かなとか(笑)
Q:真面目にお願いします
高校から自転車を始めて、インターハイ、国体に出てきて、ちょっとずつ上を目指している中で全日本、ワールドカップ、世界選手権に行ってと一歩一歩自分自身で歩んできました。その最高峰にあるのがオリンピックだと思うので、自分自身の競技人生を掛けて天辺を目指して頑張る場所です。