“小さな体に大きな野望”

そんな表現をしたら怒られるかもしれないが、大きな野望、即ち東京オリンピックでメダルを狙う筑波大学の若者、梶原悠未選手。彼女に初参戦となるトラックワールドカップのレース直前、今シーズンの目標を訊ねた。

梶原悠未選手インタビュー

新たなシーズンでは、昨シーズン以上には良い成績を残したいです。この半年間、ロードレースをやっていたのですが、思うような成績は残せなかったし、世界との差を実感しました。正直、昨年よりも自信は無いです。。

今までは自分で練習してきましたが、イアンコーチが来てから自分のペースで練習というワケにはいかなくなりましたね。

コーチからは「チームを引っ張っていけるように頑張れ」とは言われています。ですので、ここからレベルを上げていくしかないし、失敗してでも今大会では持てる力を出し切ろうと思います。足りないところは、コーチとシーズンが終わってから話し合い、オフシーズンで能力を伸ばしていければと思います。

コーチからはチームを強くする熱意が伝わってくるので、信頼してついていきたいです。

東京オリンピックの出場枠取りが来年始まります。そのためにも、今シーズンは1つでも上の順位を狙っていきます。オムニアムでは毎回トップ5以内に入っている選手たちに対し、実力ではまだ及びませんが、なんとかその中に入りたいと思っています。

恐怖心を抱いてしまうこと、コントロールに不安があったりして一歩引いてしまうことがあるので、このトラックワールドカップでは恐れず走りたいと思います。

梶原悠未選手のトラックワールドカップ第2戦出場種目

オムニアム、団体追い抜き