「Make it happen」……~it~を成し遂げる

オリンピック代表応援特設サイトが現在公開中だが、サイト内ではオリンピックへ向けて、それぞれの成し遂げたい「it=成し遂げたいこと」について話を伺う。

垣田真穂選手は、チームパシュートとマディソンに出場予定。幼い頃から夢見てきたというオリンピックの舞台に、早くも足を踏み入れる彼女が成し遂げたいこととは?

垣田真穂の「it」~夢に向かってチャレンジ~

「私がオリンピックで成し遂げたいことは『夢に向かってチャレンジ』です。小さな頃からオリンピックに出場する、金メダルを獲るという夢を持っていました。目標は2028年のロサンゼルスオリンピックでしたが、思いがけず今回のパリオリンピックに出場できることになりました。

他の選手に比べてまだまだ経験は浅いですし、劣っている部分の方が多いです。だからこそ、たくさんチャレンジして、楽しんで走りたいですね」

——『ジャパン・ライジング・スター・プロジェクト(J-STARプロジェクト)』というタレント発掘プロジェクトをきっかけに自転車競技に取り組むこととなった彼女。人生そのものが、チャレンジなのではないかと感じさせる。

「『J-STARプロジェクト』に参加したのは周りの勧めでしたが、自転車競技でチャレンジすることを選んだのは自分自身。ナショナルチームに入ってからも、チャレンジばかりでした。2023年以降、パリオリンピックの出場枠獲得のためにレースで走り続けてきたこともチャレンジ。

チャレンジだらけですね。でも、楽しいです」

——19歳にしてオリンピック出場。順風満帆にキャリアを積み重ねているが、「チャレンジ」精神はエンドレスに続いていく。

「レースに勝った時は嬉しいけど、いつもずっとモヤモヤがあるんです。『もっとこうすれば』『こういう勝ち方だったら』って。自分に厳しいのかもしれません。だから、チャレンジが終わることはないんだと思います。

振り返ってみれば、高校生の頃からそうでした。高校に入った時点では自転車競技を全然わかっていなくて、ただがむしゃらに走っていた。結果が出ても、みんなに『すごいね』と言われても『何がすごいんだろう……』と」

第1位 垣田真穂 愛媛 松山学院, 女子スクラッチ, 令和3年度全国高等学校選抜自転車競技大会(大分県別府競輪場)

高校選抜を制したが……

「そうやって考えているから、チャレンジは一生続く。そのなかの大きな一歩が、オリンピックなのかもしれないですね」

19年間の人生で間違いなく一番大きな舞台となるパリオリンピック。もっとも大きなチャレンジとなることは間違いないが、そのチャレンジは確実に夢の実現への一歩となる。

垣田真穂

パリへの出発前、空港にて