2013年から10回連続、13回目のKEIRINグランプリ出場となる平原康多。これは神山雄一郎の16回に次いで2位となる出場回数だ。トップに居続ける平原。その強さからくる信頼、人気は「2年連続ファン投票1位」の事実が物語っている。

短時間だけお話を伺うことができた。13回目のグランプリにかける「想い」をお届けする。

自分、周囲で支えてくれる人、ファン、全部がグランプリを獲りたい理由

平原康多

Q:ファンの方々、平原選手と一緒に練習している選手たちなど、たくさんの方々が平原選手のグランプリ戴冠を望んでいると思います。その中でご自身のこのタイトルに対する想いは「自分で必ず獲りたいもの」なのか、「周りのため」なのか、それとももっと他の考え方か。どういったものなのでしょうか?

「そのすべて」ですね。どれが突出しているということはなく、トータルの想いがあって発走機についています。

Q:もうグランプリ出場は13回目ですけど、最初から想いは変わっていないのでしょうか?

もちろんその時々で、想いの変化はあります。でも基本的には「ぜんぶ」ですね。自分の目標で獲りたいものですし、ファンの皆さんも周りで支えてくれる人の想いも乗せて走りたいとは思っています。

Q:13回目、そろそろ獲りたい……ですよね?

そろそろというか、1回目から獲りたいですよ(笑)いつも100%で獲りたいと思っていますし、いつも100%で走っているので、後悔はしていないです。

「難」、でもそれを打破して走る

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