4月末にイギリスにて開幕した、BMXレースの2019年UCIワールドカップシリーズ。⻑迫吉拓、中井⾶⾺ら日本チームの参加する第3戦が開催された。

第1-2戦イギリス大会終了後、第3-4戦の開催地であるオランダへ移動し、オランダオリンピックトレーニングセンター・パペンダル内の大会会場にて2週間の事前練習を行った。各選手コースの攻略を含む最終調整を行い、第3戦を迎える。

UCI BMXスーパークロスワールドカップ第3-4戦

大会期間:2019年5月10日(金)~5月12日(日)
開催場所:オランダ・アーンヘム

競技結果

男子エリート

中井 ⾶⾺ 総合87位
⻑迫 吉拓 総合94位
増⽥ 優⼀ 総合120位
橋本 颯⾺ 総合123位

⼥⼦エリート

畠⼭ 紗英 総合11位
籔⽥ 寿⾐ 総合22位
丹野 夏波 総合38位
早川 優⾐ 総合49位

男子エリート(ジュニア混走)

長迫吉拓、中井飛馬ともに予選を1ラウンド目にて通過するも、続く1/16決勝でのラインミスが響き1/8決勝へ通過はならなかった。

ジュニアの増田優一と橋本颯馬も健闘するも、ラストチャンスクオリファイ(敗者復活戦)を勝ちがることができなかった。しかし橋本は日本人全体で4位(9名中)のラップタイム出すなど、大会でのパフォーマンス発揮ではポジティブな面が見られた。

女子エリート(ジュニア混走)

第1戦にて転倒し思うように結果が出なかった畠山紗英が、予選から順調に勝ち上がり準決勝へ進出。準決勝では通過圏内を争うも、2人届かず6位。総合11位で終えた。

第2戦で日本人過去最高リザルトである9位に入った丹野は、1/8決勝にてコースアウトしてしまい駒を進めることができなかった。

ジュニアは、今シーズンより初のワールドカップシリーズ参戦となる籔田寿衣が、予選、1/8決勝と勝ち上がり1/4決勝進出、総合22位のジュニアとしても1位タイの結果を残した。

同じくジュニアの早川優衣は、ラストチャンスクオリファイにてラインを塞がれてしまい、49位で第3戦を終えた。

大会の様子は下記より

ワールドカップシリーズ第4戦はこの翌日に同会場で開催される。

文:三瓶 将廣(監督)

UCI BMXスーパークロスワールドカップ第3-4戦 派遣選手団
大会期間:2019年5月10日(金)~5月12日(日)
開催場所:オランダ・アーンヘム

<スタッフ>
監督    三瓶 将廣 (連盟強化スタッフ)
コーチ   Joey Bradford (連盟⽀援スタッフ)
コーチ   古幡 陵介 (連盟強化スタッフ)
マッサー  ⽯⽥ 将之 (連盟強化スタッフ)
メカニック 三瓶 貴公 (連盟強化スタッフ)
スタッフ  宮﨑 ⼤地 (連盟強化スタッフ)

<選手>
男⼦エリート
中井 ⾶⾺ (新潟 ⽇本体育⼤学)
⻑迫 吉拓 (岡⼭)

⼥⼦エリート
畠⼭ 紗英 (神奈川 ⽇本体育⼤学)
丹野 夏波 (神奈川 早稲⽥⼤学)

男⼦ジュニア
増⽥ 優⼀ (⼤阪 ⼤阪偕星学園⾼等学校)
橋本 颯⾺ (茨城 常磐⼤学⾼等学校)

⼥⼦ジュニア
早川 優⾐ (岡⼭ 興譲⾼等学校)
籔⽥ 寿⾐ (⼤阪 ⼤阪偕星学園⾼等学校)

(TEXT:JCF