アルゼンチン・ブエノスアイレス『第3回ユースオリンピック競技大会』のBMXフリースタイルパーク混合の決勝で、日本代表の丹野夏波(神奈川/白鵬女子高校)が3位、大霜優馬(神奈川)も4位に入り、総合ポイントで銅メダルを獲得した。日本がユースオリンピックの自転車競技でメダルを獲得するのは史上初。

BMXフリースタイルパーク混合は男女混合で行われ、チームが獲得した合計ポイントで順位が決定される。

三瓶将廣チームリーダー コメント

BMXフリースタイル・パークがオリンピック形式で行われる大会ははじめてであり、選手にとっても初の大舞台であったことから、未知数の部分が多く戦略面など手探り状態な中、練習ではセクションの攻略とルーティーンの組み立てにフォーカスした。
女子の丹野は、BMXレース種目で培ったバイクコントロールを活かして大きなジャンプやスピード感のあるラインを選択することができ、全てのランにおいて安定した走りで予選から決勝まで終始3位をキープ。1ヶ月半という短期間で種目に順応できたことを高く評価したい。

男子の大霜もオリンピックという場の雰囲気に飲まれることなく、自分の力へと変え、ミスなく着実にポイントを稼いだことは素晴らしかった。

BMXフリースタイルパークのオリンピックデビューである記念すべき大会でメダルを獲得できたこと、ユースオリンピックでの自転車競技初のメダル獲得、そして東京オリンピックから新種目として加わる他種目に続いてメダルを獲得できたことは、選手にとっても競技にとってもプラスとなった。

丹野 夏波(神奈川 白鵬女子高校)選手 コメント

今は大会を終えてホッとした気持ちと、本当に嬉しい気持ちでいっぱい。

走りに関しては、決勝1本目で目標としていたベストの走りができ、得点も予選を含めても自身の最高得点を出すことができたので満足している。

緊張もあったが、それを上回ってこのオリンピックシステムで行われる大会の雰囲気を楽しめ、メダル獲得までワクワクの毎日だった。

メインの競技種目はBMXレースであり、今大会フリースタイル・パーク種目で学んだ技術、大会でのパフォーマンス発揮や、会場の雰囲気、そしてメダル獲得まで体感できたことは、プラスに繋げることができ今後に活かしたい。

大霜 優馬(神奈川)選手 コメント

今までの大会参戦で味わったことのない嬉しさを感じている。決勝では直前の丹野選手の結果から、気持ち的にも余裕を持って挑むことができた。

高難度の技は少なめの組み合わせであったが、事前に仕上げたルーティーンをミスなくこすことだけに集中し、今回の結果へと繋げることができた。

国際大会での決勝経験はなく、結果やメダルを狙いに行く大会ははじめてだったが、練習日、予選と日を追うごとに気持ちに余裕が生まれ、決勝では観客の声援を聞き力へと変えられた。

東京オリンピックに向けても、通常のワールドカップなどでは採用されない少人数での対戦形式などを経験できたことやメダルを獲得したことで、より一層目標に対するイメージが湧いた。今後のパフォーマンス向上にしっかりと繋げていきたい。

丹野 夏波 選手(左)と大霜 優馬 選手(右)

ユースオリンピック 自転車競技BMXフリースタイル・パーク 混合結果

順位 チーム 総ポイント
1 アルゼンチン 25
2 ドイツ 25
3 日本 14

Photo&Text JCF