第41回目となるBMXレーシング全日本選手権が2024年10月13日に大阪で開催。エリート、U23、ジュニアの各カテゴリでレースが行われ、男子エリートは中井飛馬、女子エリートは籔田寿衣が優勝し、全日本チャンピオンとなった。
中井飛馬が5年ぶり2度目の優勝
第41回目となったBMXレーシング種目の全日本選手権大会は、昨年に引き続き大阪府堺市大泉緑地サイクル どろんこ広場にて開催。晴天の中行われた本大会にて、チャンピオンシップ(エリートなど)・チャレンジレベルともに、新たなチャンピオンが誕生した。
日本タイトルをかけて争われたチャンピオンシップレベルの最高峰カテゴリーとなる男子エリートでは、昨年準優勝となった中井飛馬が2019年ぶりとなる自身2度目のタイトルを獲得。
2位には2022年チャンピオンの島田遼が入り、昨年覇者の増田優一は3位で大会を終えた。
男子エリート
優勝:中井飛馬(MONGOOSE / XLARGE)
2位:島田遼(GAN Trigger)
3位:増田優一(大阪体育大学)
籔田寿衣がエリート初タイトル獲得
女子はU23 とエリートの混走で実施。3レースの合計ポイントにて争われた。
パリオリンピック代表の畠山紗英も参加する中、3レースともに順位が入れ替わる波乱の展開に。そんな中、優勝を勝ち取ったのは2位-3位-2位(合計7ポイント)と3レースを上位でまとめた地元の籔田寿衣。エリートカテゴリー初の日本タイトル獲得となった。
畠山は4位-1位-4位(合計9ポイント)にて2位となった。
女子エリート
優勝:籔田寿衣
2位:畠山紗英
3位:瀬古遥加(iRC Tire)
U23
U23カテゴリーの男子は地元の北川晃久が3レース中2回1着となり、自身初となる日本タイトルを獲得。
女子は昨年転倒により2位となった、こちらも地元の西村寧々花がトップの成績で優勝となった。
U23男子
優勝:北川晃久(Deux Roues Elite Team)
2位:島田壮(S-PRO BMX CLUB)
3位:中林凌大(弱虫ペダルサイクリングチーム)
U23女子
優勝:西村寧々花(大阪体育大学 / GAN Trigger)
2位:野村凪沙(Ace Rece Australia Factory Team)
ジュニア
男子のみ実施されたジュニアカテゴリーは、狩峰颯太郎が2位-1位-2位(合計5ポイント)を獲得。2位と2ポイント差で2020年のチャレンジカテゴリー以来となる日本チャンピオンに輝いた。
男子エリートの中井を除き、地元大阪勢が実力を発揮し、大活躍の大会に。その他チャレンジカテゴリーでは男女合計25カテゴリーが行われ、新たな日本チャンピオンが誕生した。
男子ジュニア
優勝:狩峰颯太郎(STAYSTRONG JAPAN / Deux Roues Elite Team)
2位:野村羽玖(NoLogo Racing Japan)
3位:岸龍之介(モトクロスインターナショナル)