2024年7月1日、ライフスタイルブランド「HUMAN MADE」が日本自転車競技連盟(JCF)へのオフィシャルサプライヤー契約締結を発表。BMXフリースタイル日本代表チームを、ウェアパートナーとしてサポートする。

ストリートカルチャーにおける共鳴

東京2020オリンピックからオリンピック種目として採用され、今年夏のパリオリンピックで2大会目の開催となるBMXフリースタイル。ストリートから始まったBMXフリースタイルの「自分のスタイルを表現する」「その表現を讃え、勝ち負け関係なく相手をリスペクトし合う」といったカルチャーがスポーツ界に求められている一方、BMX側からすると「スポーツに飲み込まれる変化」への直面にもなっている。

だからこそ「スポーツブランドよりは、ストリートカルチャーのブランドとやるのが筋として『合ってる』のでは」と語ったのは、BMXフリースタイル日本ナショナルチームの出口智嗣ヘッドコーチ。

出口智嗣, 2024 BMXフリースタイル代表記者発表

出口智嗣ヘッドコーチ

BMXは、BMXと同じカルチャーのある企業に支えてもらいたい。そのような想いの中で、同じくストリートにルーツを持ち、新たなカルチャーを生む起爆剤となることを目指す「HUMAN MADE」が日本代表をサポートすることとなった。

選手自身が本当にかっこいいと思うスタイルで

HUMAN MADE側からは

「競技服としての固定概念を壊し、機能先行ではなく選手自身が本当にかっこいいと思うスタイルで、モチベーション高く競技に望めるようにしたい。そしてファッションを含めた選手の個性を通じ、新しいカルチャーを発信することこそがBMXフリースタイルがスポーツとして目指すことである」という競技に対する姿勢と理念に共感し、サポートを決定した。

とのコメントが出ている。

ライダーたちからの反応も「『ストリートの気持ち』という部分で、着ていてテンションが上がる」「色のバリエーションも楽しみ」「すごくテンション上がるっす〜!」と上々。

今後の大会におけるウェアと、選手たちの「表現」を楽しみにしたい。

中村輪夢, 2024 BMXフリースタイル代表記者発表

画像出典:HUMAN MADEプレスリリース

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